朝、中2娘は近所の同級生とともに登校しています。
その同級生に朝練がない日にかぎりますが。
基本、中2娘が同級生の家に行くことになっています。
でも中2娘が朝遅いこともあって、ピンポーンとチャイムが鳴ることがあるんですね。
「ちょっとまってー」
中2娘のひとことから、家を出るまで何分? と時計をながめた40代母です。
中2娘の「ちょっと」は10分
中2娘が近所の同級生と登校するようになったのは、中1の春からです。
同級生に「いっしょに登校しよう」とさそわれたとき、中2娘は「うん」と返事をしなかったそうです。
(そういうことをしてしまえる娘、スゲェエエと思うことがあります)
というのも、その同級生と中2娘は、小学生時代におなじクラスになったときは遊んだものの、その後は遊ばなくなっていたから。
そして中1のはじめ、娘はその同級生ともう1人べつの同級生との3人で登校する約束になりました。
もう1人の同級生はそうそうに脱落し、夏休みまえには2人での登校があたりまえになっていたようです。
さいしょはせっせと早めに登校していた娘と同級生でしたが、だんだん登校時間が遅くなっていきました。
そして、近所の同級生がわが家のチャイムを鳴らすようになったのです。
位置的に、近所の同級生がわが家まで来るのは、中学校から遠ざかることになります。
40代母として、娘に注意いたしました。
また、べつのときに。
「ちょっとまってー」といって、10分待たせても平気でいる娘に、いらだちを感じることもありました。
でも「これは娘と同級生の問題、わたしがやきもきして口を出すべきではないッ」といいきかせて、朝から娘に注意することはしませんでした。
まー、よくよく聞けば、娘も同級生の玄関前で待たされることがあるし、おたがいさまなのだといいます。
そして、忘れものをした同級生のリュックを持って歩いたり(同級生は身軽になって家までダッシュ)しているのだとか。
いや、それにしてもー、と思いはするものの、当人同士の問題だからね。
と、いまはピンポンされてもハラハラしなくなった40代母。
ピンポンされても「ちょっとまってー」と答えて、さほどあわてるようすのない中2娘を気にしないようにしています。
時計を見れば、もう10分も外で待たせている朝もあるのです。
女子中学生のピンポンは1回
しかし、娘に待たされている同級生は、追加のチャイムを鳴らしません。
これには感心して、中2娘に話したことがあります。
「5分、10分待たされても、2度目のピンポンしないよね」
「そりゃそうだよ」と中2娘はいいました。
娘が同級生の玄関でチャイムを鳴らしたら、ドア越しに母親のどなり声の聞こえたことがあったのだそうです。
「あんなのが聞こえてきたら、2回目なんて鳴らせるわけないじゃん」
中2娘は、チャイムを鳴らすのがこわい、とまでいってました。
自分のチャイムをきっかけに、同級生が母親からどなられた、って。
まー、そんな話がありまして、中2娘の登校について、わたし自身は気をもまないようにしています。
女子中学生は女子中学生なりに、いろんなものごとを見聞きしているのだな、と。
ではまたー。