へそ出しけけの話をしてから、また、夜の語り聞かせが始まりました。
かれこれ、半年くらい語り聞かせをしていなかったと思うのですが。
へその話、かめくんの村に大地震が起こった話、かめくんたちがからくり屋敷に行った話、など、語り聞かせが復活しています。
息子、この春で小学4年生なんですけど、だいじょうぶか?
あいかわらずの、いきあたりばったり
子供にとってのものがたりとは、いったいいかようなものであるべきか?
小4息子は『こぐまのクーク物語シリーズ』を好むほのぼのとした少年であり、はたまた毎週月曜日の週刊少年ジャンプをたのしみにしている少年でもあります。
そしてまた、さいきん、かめくんの話をたのしみにされている40代母です。
なんというか、母親冥利につきますよね?
だって、小4男子が「かめくんのつづき、どうなったの?」って、たのしみにしているんだぜ、というナゾ。
これはもしかして、夫が実家に帰っているあいだのさみしさかな、とも思ったのですが、夫がいるときからかめくんの話を求められたんですよね。
ということは、そのころに小4息子がいっていた「なんだかまたこわくなったの」(←ほんとうに、こういうやさしい口調で話す)というのが原因かなァ。
よくわからんのですが。
さいしょに求められたのが、かめくんの村に大地震がきた! という設定だったんですよね。
そんなところから考えるに、小4息子の心に不安が生まれている状態なのかな、と。
新学期ですし。
小4息子のぬいぐるみ劇場
そして、おもしろかったのは、夫のいない布団をどうするか考えて、そこへクマたちを配置したんですね。
そしたら、クマたちは、わたしの話した「かめくんの村に大地震がきた話」を演じはじめたのです。
ミミズくんはいないので、あしくまさんと呼ばれるくまのレッグウォーマーが演じました。
監督は、パンダの着ぐるみを着たリラックマ(パンクマ)です。
その監督のパンクマが、演技にきびしくてね。
「表情があってない」といって、役者のクマやカメたち(いずれも、ぬいぐるみである)に飛びげりをくらわせるんですよ。
監督、すごくきびしいの。
まー、監督というか、動かしているのはすべて小4息子なんですけどね。
ぬいぐるみで遊ぶ小4息子、なんですけどね。
それで「なんなんだろう、これ」と考えていたら、思いあたりました。
そう、いま週刊少年ジャンプで女優とか監督とか演技とか出てくるマンガの連載があるんですよ。
それだ!
なんというか、この、影響力の大きさ、すごいですね。
しかも飛びげりをくらわすパンクマ監督。
なんか、カントクって、そーいうイメージがありますよね。
と、みょうになっとくした小4息子のぬいぐるみ劇場でした。
ではまたー。