娘が子供用の食器を使っていたのはいつまでだったでしょう。
そろそろ息子が子供用の食器を手ばなす時期がきたようです。
思い返すと、子供用の食器は、それぞれ3人の方からいただきました。
1人目はわたしの友人。
2人目は夫の当時の同僚。
3人目は夫の姉。
子供用の食器が捨てられなかったので、外遊び用にしました
ピジョンの子供用食器セットは、わたしの友人からの贈り物でした。
娘の出産時にいただいて、息子が使い、そのあと砂場遊び用にしました。
ピジョンの食器セットでしたが、正直、使えるものと使えないものがありました。
使えるものは使ったけれど、これは使わないな、というものは引っ越しのときに捨てました。
息子が使い終えたあとに、砂場遊びセットのなかに入れました。
先月、砂場遊びセットは、息子が厳選したので、2個を残して全捨てでした。
砂場遊びセットに入っていた食器は、全捨ての中にふくまれていました。
子供用の食器も残っているのは1枚だけ
そして、いよいよ子供用の食器も残り1枚になりました。
夫の当時の同僚からいただいたものです。
子供用の食器として5年ほど活躍した1枚です。
さいしょはコップとスプーンがセットになっていました。
スプーンは使いにくかったので、カトラリーの捨て活をしたときに捨てました。
コップは去年まで息子が使っていました。
しかし、ぐでたまコップとポケモンマグカップを手に入れた息子は、長年愛用したコップをあっさり手放したのです。
子供用の食器が捨てられなかった夫の姉の場合
夫の姉、つまり義姉から、子供用の食器をいただいたことがあります。
義姉さん、さすがです。
義姉がくれたのは、義姉の子供たちの卒園記念の絵皿です。
ぐりとぐらの山脇百合子さんの絵でした。
2枚いただいて、使っているうちに、1枚が欠けて捨てました。
残る1枚は、使う必要がないな、と気がついたので捨てました。
わたしの子供たちが、義姉の子供たちの卒園記念品の皿を使う必要なんてないのです。
義姉は捨てられない人です。
自分が捨てられないから、他人にあげるのです。
わたしの母とおなじです。
わたしの伯母(母の姉)ともおなじです。
こういう人は、たくさんいます。
それで、そうした捨てられない人のかわりに、捨てました。
子供用の食器にしろなんにしろ、使わなくなったら処分する
必要なときがあり、いらなくなるときがある。
子供のものって、使える時期がみじかいです。
子供用の食器は、食事に使ったらもう十分。
砂場遊び用にしなくてもよかったんです。
よく使ったなー、でおしまいです。
子供の持ちものは、それが必要なときはあっていい。
でも、必要がなくなったら、いさぎよく処分する。
このさき、子供に必要なものは、成長に合わせて変わっていきます。
処分していかなければ、必要なものが入らなくなっていきます。
まー、場所があればね、取っておいてもいいと思いますが。
もし取っておいても、たいていのご家庭の場合、薄汚れたほこりまみれの状態で発掘されるだけです。
いや、すばらしい保存状態で発掘されたとしても、だからどうだ、という……。
そういえば、わたしの実家には、末っ子であるわたしが高校生になっても、紙袋の中に入れた哺乳瓶が、食器棚のなかに取っておいてありました。
伯母が捨てたと思います。
実家に長いあいだ残されていた子供時代の遺物を思い返しますと、捨てなくちゃッ、と気分が高まります。
実家で哺乳瓶を入れていた茶色い紙袋は、油とほこりに黒くべったりと汚れていました。
そういうものが10数年も食器棚に置いてある。
まるで、ホラーみたいじゃありませんか。
まー、そんなことを思えば、捨てられるんですよ。
ではまたー。