今月の15日が賞味期限だったので、水だけで食べられるという非常食のきな粉もちを4人家族(夫婦、中1女子、小2男子)で食べてみました。
東日本大震災の年に購入して5年目、今月15日が賞味期限でした。
非常食のきな粉もちの袋の中身
もう、いきなりもちが見えます。
袋から出すとこんな感じ。
トレーの下から、わりばしがのぞいています。
- 袋に入ったわりばし
- トレーに乗ったもち10枚
- 袋に入ったきな粉2袋
水でもどる、きな粉もちを食べるために必要なのは、水だけです。
非常食のきな粉もちの見た目
わたしは、赤ちゃんせんべいっぽいな、と思いました。
夫は、落雁(らくがん)みたい、といいました。
らくがん! そう、表面的にらくがんですね。
ざらっとした表面です。粉が落ちます。
そのまま食べたら、水分をうばわれる感じの食べものです。
非常食のきな粉もちを水につけてみた
そして、いよいよ水にひたす作業です。
説明書にはトレーの8分目(約80㏄)まで水を入れるとあります。
ま、目分量で。
トレーからこぼれないていどに、水を入れました。
写真だとわかりにくいですが、乾燥もちがすっかり水につかった状態です。
この状態で1分。
とはいえ、きっちり時間なんて計らなかったですけど。
非常食のきな粉もちをお皿に引き上げました
これです。↑2枚ならんでいます。
てろーん、としていました。
正直いって、わたしは乾燥もちに期待しすぎていたと思います。
まず、大きさなんですけど、乾燥している状態とほぼ変わらないです。
つまり、普通のもちの半分の大きさ、そして1/3の厚さ。
それがほぼそのまま。
ただ、つるんとした見た目になる。
そんなイメージです。
きな粉をかけました。
これで2枚分です。
非常食のきな粉もちを食べてみた4人家族
味と食感についての家族の感想。
(息子)「(お花見のときに食べた)わらびもちみたい」
(夫)「信玄餅だね」
これを非常時の食料、空腹を満たす食料として考えることはできるのか?
小2の息子は最多の5枚を食べましたが、「おなかいっぱいにならない」といっていました。
夫は最初から、「おやつでしょ」といっていたのです。
えーと、確認したら、1袋あたり345.04kcalでした。
成人男性の1日の必要カロリーを約1800kcalとしたら、きな粉もち2袋で1食くらい。
夫にとっては、おやつですね。
でも、非常食だから!
次にいつ食べられるかわからない状況での、非常食ですから。
1日に菓子パン1個とか、おにぎり半分の配給の話もありましたので。
そんな話を子供たちにしつつ、非常用のきな粉もちを食べ終えたのでした。
東日本大震災から5年たち、その当時に購入した5年タイプの非常食に賞味期限が近づいてきました。
わが家の場合、ほかにアルファ化米というのが買ってあります。
アルファ化米は今年の8月が賞味期限なので、またおりを見て食べてみようと思います。
ではまたー。