基本的に調味料は冷蔵庫にしまっています。
冷蔵庫に入れてないのは、砂糖、塩、こしょう、酒、油などです。
封を開けた粉もの、乾物も冷蔵庫にしまっています。
これは、実家のキッチンから受けた影響がおおきいです。
実家のガスコンロ台下の収納に恐怖を感じていた
じつのところ、実家のガスコンロ台の下の戸棚に、なにが入っていたのか、わたしにはわかりません。
おぼえているのは、酒、みりん、しょうゆ、酢、かき氷のシロップ、サラダ油、ゴマ油など、戸棚の入り口に置かれた比較的あたらしいものです。
使いかけのカキ氷のシロップはともかく、ほかのものはわたしでも使えました。
しかしその奥、戸棚を開けたとたんに独特のにおいをはなつ、なにやら古めかしいもの。
古いフタ付きのつぼ。
さびたフタが閉まっている、中身の見えないガラス瓶。
その奥になにがあるのか、わたしは知らないし、知ろうとも思わない。
まったく、おそろしい、おどろおどろしいなにかが闇の中で待ち受けているような。
たとえば、びんの中にはホルマリン漬けのなにかが入っているんだよ、といわれても信じてしまうくらいの、薄気味のわるさと古めかしさがありました。
あのにおい。
実家の戸棚に、世にいう骸骨があるとするならば、あの戸棚よりほかにないだろう。
と、まあ、こんな風情の戸棚がある家庭に育ちました。
すると、どうしても、ガスコンロ下、シンク下の戸棚に調味料をしまう気持ちになれないのです。
塩分濃度が高いものは常温でも腐らない、といわれようと、どうしてもだめです。
冷蔵庫の扉収納を公開します
というわけで、わが家では調味料の多くを、冷蔵庫の扉の内側に収納しています。
こんな感じ。↓
えーと、いま、ケチャップとソースを切らしています。
玉子はいつも生協で2パック注文していて、先週のぶんがゆで玉子用として扉に入っています。
料理のレパートリーがすくない主婦なので、変わった調味料は持っていません。
もちろん、みそも冷蔵庫に入っています。
見切れている上のポケット部分には、チキンラーメンを半分に割った残りと、黒い色のしょうゆさしが入っています。
あまった袋わさびやしょうゆなどの細かいものを、冷蔵庫扉のポケット部分に入れてしまうクセは、実家ゆずりだと思います。
自覚しているクセなので、ときどき見なおして捨てます。
お刺身やお寿司を買ったときについている袋わさびやしょうゆって、小さな袋に賞味期限が書いてないので「これまだあったんだ」と思ったときには捨てます。
夏になって、冷蔵庫の扉のポケットに麦茶、さらにジュースが入ったときには、しょうゆのペットボトルなどが横向き保存になることもあります。
しかし、それでも調味料を冷蔵庫に入れるのはやめられないのです。
塩分濃度が高ければ腐らないそうですが、でもわたしには心情的にムリッ。
ではまたー。