いまどきの小学校は、科目によっては1、2年でおなじ教科書を使うばあいがあります。
だから、年度末に教科書の全捨てってできません。
さらに、学校からの指導では「教科書をとって置いてください」というのです。
教科書って読み返しますか?
小学校では学年末に、「教科書を捨てずにとって置いてください」といわれていました。
今年の春に小学校を卒業した娘は、「先生にいわれているから」となかなか教科書を捨てませんでした。
しかし、しかしですよ、とって置いた教科書を、きみは見直したことがあるのかね? といいたい。
娘は、「学校で持ってくるようにいわれたときに教科書がなかったらこまる」といっていましたが、そーんなこと、いーっかいもなかったよね。
今回、中学生になった娘は、引き出しから小学校のときの教科書とノートとテストのかたまりが出てきたそうです。
あと、引き出しの奥に、小1のころによく読んでいた「生きもの図鑑」があったって。
娘が自分で名前を書いた、なつかしの本なのです。
娘のテストをほとんど見たことがない理由
娘は1年生の頃からテストを見せるのがいやだといって、ランドセルの中に溜めこみ、それからもずっと見せてくれませんでした。
それは、わたしがテストの点数をほめなかったからだと、夫はいいます。
わたし自身の感覚だと、テストの点なんてほめる対象ではないのですが、それはわたしの子供時代そのままで、つまり、子供というものはかなり意識的にとにかくほめてあげなければいけないものらしい。
わたしはそういう点が鈍感なので、娘にさびしい思いとか、もの足りない思いをさせているのではないかと思います。
娘への対応は、わたしが感じたままではなく、それよりもちょっとおおげさにほめたり、感心したりするように、心がけています。
しかし、そういう行為は、先回りしすぎてしまうこともあるのではないか、とうたぐりぶかく考えることもありますが。
それはともかく、娘がため込んだ小学校時代のもろもろ。
ようやく本気の片づけがはじまったみたいです。
捨てない教科書はこれ
ぜんぶの教科書をとって置くのはやめさせました。
とりあえず、とって置くことにしたのはこの3冊。
- 算数の教科書
- 地図帳
- 家庭科の教科書
1、いまどきの算数の教科書って、ぶあついんですよね。
2者面談のときに見せられて、こんなの使ってるんですか、っておどろいた去年の夏。
これにもう、すべてが書かれています、って担任の先生がいっていました。
というか、それまで娘の教科書なんて何年も見せてもらってなかったから、いまどきはこんなぶあつい教科書を使っていると知っておどろきました。
すごく、ていねいなのだと思います。
そんな印象があるので、娘とも話し合って、今回はとって置くことにしました。
2、地図帳は、いまの中学校の地図帳を学校におきっぱなしにしているから、家にも1冊あったほうがいいんじゃないのってことで。
3、調理の基本とか、裁縫の基本が書いてあると思って、とって置くように伝えました。
個人的には、調理、裁縫はステップアップしてほしいです。
いや、まあ、本人の興味がないことにはむずかしいのですがね。
中学校生活を3ヶ月過ぎて捨てられるものが増えた
娘には、小学校を卒業した春休みに、どかーんと捨ててもらおうと思っていました。
しかし、じっさいのところ、わたしが期待していたほど、娘は捨てることができなかったのです。
それが中学校生活も3ヶ月過ぎ、定期テストを終え、娘はいまの自分に必要なものがわかってきたみたいです。
もう、卒業アルバムや卒業記念品のオルゴールは机の上に必要ないのです。
娘は中学校の教科書を置く場所がなくてこまっていました。
英和辞典、和英辞典など、増えたものもあるなかで、小学校のものまでとっておくことはできません。
いま使うものを手のとどくところに置く。
とりあえず、声かけはしたものの、娘がどこまで捨てられたのか、机の上は片づいたのか、このあと見に行くのがたのしみです。
でも意外と、「エッ、それまだとっておくの?」って感じのものが、残っていたりするんですよね。
そういう、娘の感覚を見るのもたのしみであります。
ではまたー。