先日、夫が小学2年生の息子を連れて市民プールに行きました。
その日は市民プールでイベントがあり、とても混雑していたのだそうです。
夜、夫婦二人きりになったとき、夫が話し出しました。
(夫)「黄色いラッシュガードを着た子供連れの人がいたんだよ」
(妻)「うん」
(夫)「モンモンが描いてあったんだよね」
(妻)「へぇー」
たったこれだけの夫婦の会話に、すでに誤解が生じています。
40代主婦が思い浮かべたモンモン
「へぇー」と返事をした40代主婦の頭の中に浮かんだのは「モンモン」すなわち、つの丸先生描くところの、だらしなく鼻水をたらしたおさるの顔だったのです。
参考→wiki「モンモンモン」(「モンモンモン」はモンモンを主人公とするマンガの題名です)
「へぇー」という言葉の中には、(いまどき「モンモン」の描いてあるラッシュガードかぁ、黄色だったらモンモンもありかな、サルだし、バナナだし、ありだな)というニュアンスがふくまれていました。
40代主婦のあたまのなか↓
- モンモン→鼻水をたらしたサルの顔を思い浮かべる→いまどきモンモン?(疑問)
- 黄色いラッシュガード→バナナの色→サルはバナナが好き→黄色いラッシュガードにさるのモンモン(納得)
夫婦はおたがいの微妙な顔つきから、「モンモン」にたいする理解にゆきちがいがあることを察知したのでした。
日常的モンモン、非日常的モンモン
夫が見たモンモンは、背中一面にモンモンしていたそうです。
そういわれたときにも、40代主婦の頭はまだおさるのモンモンだったから、ワンポイントじゃなくて、連続模様のモンモン(おさる)だったんだー、と脳内モンモンを修正していました。
だってね、市民プールですよ?
倶利伽羅紋紋は存在したとしても、ラッシュガードによって、見えないはずなのです。
だから、市民プールに倶利伽羅紋紋は存在しないと思いこんでいました。
しかし、まさか黄色いラッシュガードが透けねらい、見せモンモンだったとはー。
その手があったか。
ではまたー。