これまで、出産以外の用事で入院をしたことがありません。
運よく、大きな病気もけがもなく、生きてまいりました40代主婦です。
多くの人が、こんな感じで日々を過ごしていて、とつぜんの身体の不調にとまどうのではないか、と思います。
わたしもそういえば、やばいな、と思ったことがありました。
それが、娘と息子のあいだの、初期流産のあとだったわけですが。
初期流産の思い出
初期流産て、ちいさなお産で、なんというか、自然に、流れるにまかせるのが、わたしがお世話になった産院の処置方法でした。
内田春菊さんのエッセイマンガ「わたしたちは繁殖している」のなかに、中絶みたいにかきだす処置方法が描かれていますが、たぶん、いまはそんなことしていないと思います、た、た、たぶん。
このマンガを読んでいたせいで、こんな恐ろしい痛い目にあうのかと思って、ヤダヤダこわいと検索して、自然流産を知りました。
勝手におうちで流産して、その後、産院でなかを確認してもらって、おしまいでした。
けっきょくそのあとで、なにがわるかったのか、といったら、骨盤がひらいた状態だったんじゃないかなー、と思います。
下世話なことをいうと、お風呂に入ると、お湯を出し入れしている状態になってしまいましてな。
それで、整体院で骨盤をととのえてもらって、お風呂でのお悩みは解消されたのです。
身体の不調は心を病む
わたしはある整体院に患者として3年、患者兼スクール生として3年、かよっていました。
これだけ長くかよっていると、いろいろな患者さんを見る機会があります。
先生がおっしゃるには、さいしょはとても気むずかしかった人が、かよってくるうちに表情が明るくなって、あいさつをするようになるのだそうです。
そういう患者さんは、1人2人じゃないのだ、と。
人間、どこかしら身体の具合がわるいと、不機嫌になってしまうものです。
年をとると、四六時中、身体の具合がわるいなんてことになります。
お年寄りの気むずかしさ、不機嫌さ、というのはもしかするとそんなところにあるのかもしれません。
痛くても自分の足で歩けるほうがいい
それにしても、わたしがお世話になっていた整体院というのが、めちゃくちゃ痛い施術をおこなうところでして。
なんでお金を払ってまでこんな痛い目にあわなければならないのか、と思うくらいに痛い施術なのです。
どうしてそんなに痛いのかといったら、患者さんの身体がかたいからなんですよ、ということになっています。
かたくなった筋肉をいっきにほぐそうとするから痛いのであって、毎日かよってきてすこしずつほぐすのならそんなに痛くしない、と先生はいっていました。
その整体院は、いまはそんなことしてないけど、開業当時は肩甲骨はがしをして、気絶者が出ていたそうです。
うそみたいですけど、同期のスクール生がまさしくその患者さんでした。
腕が上がらない状態になってはじめて、整体院の施術を受けたそうです。
施術を受けるたびに気絶していたというから、そうとうなものです。
でもねー、そのくらいの身体の異常がないと、健康な人、自分が健康だと信じている人はなーんもしないんですよね。
腕が上がるうちは、腕を酷使するのね。
多少の痛みがあっても、動くうちはどこまででも歩いていくというわけ。
わたしがその整体院で見たなかでは、80歳過ぎのおばあさんが最年長の患者さんだったと思うのですが、その人もそうとう痛い施術をされていました。
それでも10年近くかよっているのは、自分の足で歩きたいからなんですよね。
来るときには歩けなかった人が、帰りには自分の足で歩いている。
そういう話を聞いています。
ルルドの奇跡かッ、みたいなことをいうので、マユツバと思いつつ聞きましたがー。
じっさいにわたしのお風呂のお悩みとO脚はなおっているので、まー、効果のある施術というのは存在します。
とりあえず、もんどけ
何十年もつかってきた身体だし、これからもつかっていく身体だから、メンテナンスが必要なんだなー、と思います。
そういうふうに考えられるようになったこと。
そういう生活を心がけるようになったきっかけとして、30代のうちに整体と出会えたのはよかったです。
たいせつなことは、血流をよくすること。
血流をよくするために、筋肉をもんで、やわらかくする。
いい筋肉はやわらかいのだそうです。
ではまたー。