これからはさらに、シンプルなものをえらぼう。
40代主婦にそう思わせた出来事があります。
そう、かぶりです。
もろかぶりだったのです。
しかも、逃げることのできない、電車内。
相手は20代の若いお嬢さん。
ごめんなさい、ごめんなさい、40代主婦なのに頭におなじシュシュくっつけちゃってごめんなさいー。
心でわびつづけました。
まー、ねー。
ダイソーだもの、しかたないよねー。
それにしても、自分のものって、他人の頭についてるとすぐに気がつくのねー、めざといねー。ハッハー
そんなことがありまして、それでもこりずに、そのシュシュをしつこく使いつづけていました。
だって40代主婦のシュシュは、それひとつだけだから。ミニマルミニマルッ
シュシュを買いかえた理由
そして、ある日、わたしのシュシュは、またしてもかぶったのです。
前回同様もろかぶり、色までいっしょです。
相手はやっぱり20代の若いお嬢さん。
ある意味、20代の若いお嬢さんですけどー、息子の担任の先生なんだけどぉおおおおッ。
あの、2者面談ですぅ。
2者面談中にね、気づいたの。
めざといの、わたし。
わたしの手は、とっさに髪に伸びました。
はずすことはできない、はずすことはできないけど、せめてずらせ。
片手でさりげなく、左寄りに止めていたシュシュを、ど真ん中へ。
正面から見ている分には、わたしのシュシュぜったい見えない、だいじょうぶッ。
でも、そんな40代主婦の気づかいもむなしく、担任の先生は教室の出口まで見送って下さるわけです。
わたしの無防備なうしろ姿。スンマセン、スンマセン
わたしは反省しましたよ。
もっとシンプルに、さらに特徴のないものを買わなくちゃだめだ。
限界まで特徴がなくて、これはもう、まるかぶりですわーってなっても、なんの動揺もおぼえないくらいの無味乾燥レベルで。
そう心に決めた40代主婦のシュシュは紺無地です。
模様もふちどりも、いっさいありません。
たとえまるかぶりしてもスルーできるのって、こんなタイプです。
ではまたー。
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