だんしゃりーだんしゃりー、とたくさんモノを捨てていきまして。
それで、いちばんかんたんに捨てていったのが服でした。
もともと着道楽ではありませんでしたし。
この数年の自分のスタイルは決まっていたからです。
とはいえ。
民族調の、フォークロアな、手仕事のような。
そういう衣類が好きでした。
好きでしたし、いまも好きです。
でも、自分が着るのはもうちがうなー、と。
そんなふうに、自分のことがわかったので、捨てました。
40代までには、だいたい自分のことがわかってきました

自分の内面から外見、そうしたものがだいたいわかっている40代主婦です。
あるいは、わかったつもりになっている40代主婦です。
または、わかったつもりで自分を決めつけている40代主婦です。
実際に自分のことをわかっているかどうかはべつとしてー。
自分の着る服の方向性をひとつに決めました。
だから、服の捨て活を終えた3年前から、服の数が減ることはあっても増えていません。
40年も生きているなら、自分のスタイルがあるよね、ってことです。
自分の好きなものはコレとコレとー、とわかって。
わたしの場合、服にたいする熱意があまりなかったので、すんなり捨てられました。
捨てるのをためらうほどの高価な服、なんて一着も持っていませんでしたし。
いま着ているのは、定番です。
色もベーシックなもの。
地味な目立たない、埋没するスタイルです。
基本の色は、白黒紺青と決めています。
色的にも制服っぽいー。
服にこだわらない、服で個性を表現しないならば、そんなのです。
おしゃれに見せたいわけでもないので、ごくふつうに、でも、自分の好きなポイントはいくつかおさえて、選びます。
トレンチコートとボーダーは、自分にはないなー。
そんなのがわかっている40代主婦です。
ではまたー。