レンジ機能しか使っていないオーブンレンジ。
ホットケーキしか焼かないホットプレート。
そうした使いこなせない調理器具を、キッチンに並べていた時期がありました。
キッチンから処分したものの多くは、けっきょく、わたしには使いこなせないモノだったのです。
そういう自分を、がっくりしつつも受け入れて、多くの調理器具を処分しました。
キッチンにはあこがれとコンプレックスがあふれていた
いまにして思えば、キッチンにたいするあこがれとコンプレックスが、つかいこなせない調理器具の山をきずいていました。
雑誌で見たかわいいナベ(ル・クルーゼだよ!)とか。
ネットで知った便利なサラダスピナー(OXOだよ!)とか。
いやー、買ったなァ。
でも重かったり、洗うのがめんどうだったりすると、使わなくなります。
わたしはそうでした。
雑誌に見る理想の主婦像に目がくらんで、ぽちっと購入。
そんな頃がありました。
だって、実際に使っている人が、コレイイヨーっていったら、自分だっていいモノが買いたいなって思うじゃないですかー。
で、また、だいたい、みんながいいよっていうモノはおなじだったりするんだよな、と。
自分にいいモノをさがすのは、自分が使ってみないとわからない。
自分に使いこなせないモノは処分して、自分に使い勝手のいいモノを残していく。
いいモノなんだけどねー、モノはいいんだけどねー、わたしには使いこなせんかったー。スマーン
そんな自分を受け入れて、無理のない家事をする。
自分に無理のないキッチンになりつつあるかなー。
すてきな奥さん幻想で買っていたものの多くは、処分しまして。
いまはこの、変わりばえのしない40代主婦が使うだけの調理器具が残っています。
そんなキッチン状況です。
ではまたー。