ちかごろ、中1の娘が自分の部屋で勉強しません。
寒いからです。
自室から飛び出した娘がどこで勉強するかというと、和室。
つまり小2の息子が遊んでいる部屋です。
コタツがあります。
長女、すごいね
ある日、和室からはつみきの音がはげしかった。
たかかうつみき。
ガシャーン、ガシャーン、ガラガラガラ。
そんな音がくり返し、聞こえてきます。
キッチンにいても、なんだか耳ざわりでうるさいのです。
しかし、そんな部屋に娘がいました。
コタツに入って勉強しておる。
これにはおどろきました。
たしかに数日前、コタツで勉強をしている娘が「わたしにつみきを当てたりしなければ、遊んでいていいよ」と、息子にいっていたのです。
いや、それにしても、つみきの戦争はうるさい。
息子は息子で夢中になって遊んでいるし、娘は娘でつみきから背を向けて勉強をしている。
こんなうるさい環境で勉強できるって、さすが長女です。
末っ子のわたしは、そういう環境すら知らんのです。
夫も末っ子ですから、弟や妹といううるさい存在を知らないのです。
むかし感心したことに、円周率の日本記録を持つ男性が、あえて自分をうるさい環境において勉強した、という話がありまして。
そこであげられていた、うるさい環境というのがおしゃべりする女子高生のとなり、だったのです。
つみき戦争の背後も、なかなかうるさい場所です。
そこで勉強ができるなら、だいじょうぶ、もうどんなところでも勉強できるね。
そんな話をして、娘をはげましました。
もうね、ほめたり、はげましたりしかしてない。
なんというか、自分のむかしと娘のいまと、取り巻く環境がちがいすぎまして、娘に感心することのほうが多いんですよね。
よくやってるねぇ、感心する日々です。
ではまたー。