禁じ手です。
そういうことするまえに、自分のモノを見つめなおして処分しろ、と。
まー、そうなんですけど。
40代主婦だって、自分のスペースを持ちたいじゃないですかッ。
部屋とまではいわない、棚ひとつくらい、服をしまう引き出しとはべつにあってもいいじゃないですかッ。
ということで、ですね、夫に「わたしのものを置く場所が欲しいよぅ」とお願いしてみました。
女三界に家なし
主婦としたらね、キッチンしか居場所のない主婦って、プロ主婦っていうか、これぞ主婦、ザ☆主婦だとは思うんですよ。
たしかに、主婦の居場所としたら、キッチンは正しい。
そう思ったら、主婦としてどうなのっていう感じのする自分なのだが、ズーンと主婦という重みがのしかかってきたのです。
主婦の皆さんは、これに耐え忍んでいるのかよ的な。
これはなー。
わたし、嫁入り道具も持ってないし。
これがわたしの場所、って主張できる陣取りのコマみたいな家具がないんですよね。
思えば、ダンボールに入った本たちがそうだったのかもしれない。ウワァー
などと思うと、胸にズンときてしまう40代主婦です。
年齢的なものか? すわ、更年期か? というような、ズズーン。ズンズンズン
まー、そんなこんなで、禁じ手だが夫にお願いしてみたのです。
ようは「あなたのモノを捨ててくれ」ってことなんですけどー。
夫もよくしたもので「わかった」というのです。
「これをこっちにまとめたら、ここがあくから、ここを使ったらいいよ」と。
ここというのは、押入れのことである。
わたしごとき主婦に与えられるスペースとは、しょせん押入れまでなのです。ドラエモーン
で、結果的に夫がどれだけのモノをゴミ袋に入れることができたか、というと5Lくらいです。
ふだん使っている10Lのゴミ袋ですら、いっぱいにならなかった。
あのォー、わたしが夫のために用意したのは45Lのゴミ袋ですからね。
ゴミ袋はすっかすかです。
そして、わたしのためにスペースをあけるといっていた押入れは、ほぼ変わらず。
夫の片づけは、こっちのものをあっちに移動、つめてかさねて、完成です。
そーじゃない、40代妻が心の中で求めていたのはそんなのじゃないッ。
わたし、自分がモノを捨てていく過程で、○○のために捨てようって感じで捨てていって。
だから、夫にも、ねぇねぇ、わたしのために捨ててよォー、ねぇ、ねーねー。
ってなったのかもしれないーです。ヒィィイ
そーか。
だったら、もういいかなー、ってなって。
押入れの中の本棚のすみにちょこっとモノを置かせてもらいました。
あいかわらず、わたしが捨てていくしかないのだという決意。
ではまたー。