捨てかたのわからないまま、20年ちかく共に過ごした中外製薬製のバルサンをようやく処分することができました。
→未使用のバルサンを処分するまでの長い道のりに我ながらビックリですよ、と。
といっても、今月の不燃物の回収はもうなくて。
次回の不燃物の回収は、来週3月の第1週です。
それまでにもまだまだゴミが出てくる気がします。
なんというのか、バルサンにすら思い出があるんですよ。
もしかして、わが家のバルサンてば、思い出ジャンルだったから、いままで捨てられなかったのではあるまいか?
そんなふうに考えてしまうくらい、バルサンに関するエトセトラがあるのです。
(以下、個人的なバルサンに関する、Gに関する、結婚前の夫に関する思い出です)
バルサンに関するエトセトラ
そもそも、わが家のバルサンは夫が独身時代に買いました。
というのも、ある晩、夫の保温ポットから小さなGが発生したのです。
生まれたて。
それを見た未来の夫(185cm)が悲鳴をあげて、未来の妻(150cm)であるわたしの背中に隠れました。
正直なところ、田舎育ち、兄3人とともに育ったわたしは、わりと虫ヘーキ。
生まれたてのGなんて、指でつぶして殺せるレベルです。←でも、それをやっちゃうと、ひかれるのでティッシュペーパーを使って処分しました。
季節は冬、でも保温ポットって、あたたかいから卵がかえったんでしょうね。
夫はこの部屋では眠れない、というので深夜、2人で24時間営業のファミレスへ。
一夜明けて、ドラッグストアで購入したバルサンを部屋に仕込んでから、また外出しました。
週末だったのかな。
今回処分した古いバルサンは、そのとき使った残りの2個です。
夫がG嫌いなのを知ったのは、そのときがはじめてです。
そこまで? こんなちっこい虫を? と思った記憶があります。
わたしもおっきいGはいやですけどね。
こっちに向かってくるGとか、こっちくんな、ですよ。
自分がわりと虫が平気なせいか、虫が苦手な男性(夫のことです)が頼りないとか情けないとか、そーいう気持ちは持たなかったのですが。
Gに関しては、生活と密着してる虫なので、なにかとわたしが矢面に立たなければならないことが多いです。実感。
あのときの夫。
わたしの背中に隠れ、なおかつわたしの背中を押してきた夫。それはどーなのーかー。
そういう記憶が、暗示のように、思い出としてバルサンに込められていたのでしょうか。
まー、そんなことを思いつつ、これでまたひとつ片づけられました。
重い腰をあげて、あっけなく終了です。
自分のモノ、家庭のモノ、主婦の場合この2種類を処分していかにゃならんのだなァ。
いやいや、それどころか、夫のモノ、娘のモノ、息子のモノまで。
そーかー。重いなァ。
処分に腰が重くなるのも無理ないなァー。
ではまたー。