娘のかよう中学校では、忘れものを別のクラスから借りちゃいけないルール。
借りるときは、授業中に見せてもらうとか、使わせてもらうとか、そういう借りかたをします。
どうしてかというと、トラブルの元だからということらしい。ナンカワカル
まー、いいたいことはわからんでもないけど。メンドクサー
忘れものをしたら、クラスの評価が下がって、連帯責任でしかられるもんで、娘はそれをすごくいやがるんですよね。
突然、駐車場に響きわたる足音、40代母の直感
そんなこんなで、今日も中1娘は義務的な顔をして登校していきました。
小2息子も登校し、40代母のひとり優雅な時間が始まろうとしたとき。
なんかね、いつもとちがって、アパートの敷地内の駐車場から足音が聞こえてきたのです。
走ってくる、近づいてくる。
40代母は新聞を繰る手をとめて立ちあがり、玄関のかぎを開けました。
そんな気が、したのです。
母親には、そういうときがあります。
まもなくして、娘が飛びこんできた―ッ。
「電卓わすれた!!」
むしろリュックを背負っていないんだが?
「リュックは○ちゃんちのまえに置いてきた」
(○ちゃんというのは、毎朝いっしょに登校している近所の女の子)
○ちゃんを待っているあいだ、連絡帳みたいなのをチェックして、電卓を持っていないことに気がついたらしいです。
○ちゃんも忘れていて、おたがいに電卓を持ちに行ったというわけ。
というわけで、娘は電卓を持って再スタート。
あわただしい朝でした。
忘れものをすれば、低評価、連帯責任、先生の雷。
大人でよかった。
こんなとき、つくづくそう思います。
大人の場合、忘れものに気がついた場合、ないままどうやって乗り越えるか、を考える気がします。
借りられるもんなら、借りるよねぇ。
それはともかく、娘は今朝も無事に登校しました。
やれやれです。
ではまたー。