中2娘はたしか小6くらいまでトイレ報告をしていました。
小3息子は、いまもトイレ報告をしてからトイレへ行きます。
トイレ報告とは「トイレ行ってくるね」のひとことです。
小さいときならともかく、小学校高学年を過ぎてトイレ報告はいらないですよ。
すくなくとも、こちらからは求めていない、家のトイレくらい勝手にいってくださいよー。
長女はまじめ
中2娘と話をしていて、なぜそんなところにこだわるのか? と思うことがあります。
そして、よくよく考えてみると、けっきょくのところ中2娘(長女)がまじめだからではないか、と気がつくのです。
あれも、これも、考えかたのもとが、中2娘のまじめさから。
そもそも、子供たちが親にわざわざ「トイレ行ってくるね」という習慣ができたのは、わたしたち親が「トイレ行ってくるね」と声かけをしていたからです。
幼い子供のまえから姿を消す理由としてのトイレ。
トイレに行ってくるだけだからね、心配しないでね、じゃあ、トイレに行ってくるよー。
子供たちがおさないころ、わたしたち親はそんなふうに声かけをしていました。
中2娘のトイレ報告は、わが家のトイレは許可制なのか? とカンチガイしそうなまじめさから。
さいきんの大人のトイレ報告は、長期戦になりそうなトイレのときです。
「トイレ行きたい人いるー? 長く入るから、行きたい人はいま行ってー。いいのー? いいのー? 行くよー。長いよー」
集中したいとき、じゃまされたくないから、しつこいくらいくり返します。
じっさい、せっぱつまったノックを受けて、そうそうに立ちあがった経験のある40代母です。
わが家に1ヶ所しかないトイレ、ゆずり合いの精神がはぐくまれます。
子供のトイレと体調
だからわりと、子供たちはトイレに行くときには声かけをするものだ、と思いこんでいるみたいです。
小3息子はいまも「トイレ行ってくるね」といいます。
中2娘は、ようやく無言でトイレに行くようになりました。
でも、たまにまだトイレ報告があります。
小3息子のトイレ報告は、本人の便秘体質もあって、まだ続いています。
ときどき、内容報告されることすらあります。
そんなに具体的な情報はもう求めていない、と思いつつ「そっか、よかったね」と答える40代母です。
中2娘のトイレについては、いらぬお世話と思いつつ、「もしかしておなかこわしている?」と思ったときは、いまでも声をかけています。
薬を飲んだほうがいいよ、とかね。
子供の判断では、薬に手が伸びませんから。
オムツ時代が終わって、実物を見る機会はそうそうありません。
それでも、子供のトイレと体調はいまも気にかけています。
ではまたー。