先々週になるでしょうか。
その日の番組のテーマがぬいぐるみでした。
わが家には、小3のぬいぐるみ男子がいます。
それで、ふだんより熱心にラジオに耳をかたむけていたというわけです。
ぬいぐるみは消耗する
なかでも、わたしの興味を引いたのは、ぬいぐるみの魂の転生の儀式をするリスナーの話でした。
ぬいぐるみは、なでたりさすったりするうちに消耗する。
だから、そのリスナーはぬいぐるみを買い替えるのですが、そのときに魂の転生をおこなう、というのですね。
魂の転生式は、あたらしいぬいぐるみに、古いぬいぐるみが4、5回アタックして終わるのだそうです。
この転生式によって、あたらしいぬいぐるみに、魂がやどる!
つまり、このリスナーを見守るぬいぐるみの魂はずっとおなじなのです。
ふむー。
すがたかたちは変わろうとも、魂は変わらぬまま。
すると、そのリスナーのぬいぐるみは、むかしもいまも変わらぬ口調で語りかけてくるんじゃないか、という気がしますね。
(つまり、そのぬいぐるみの声が聞こえるとしたら、です)
そういうぬいぐるみとのつきあいかたもあるのだなァ、と思ったしだいです。
そして、ぬいぐるみの転生式をおこなうリスナーの方が男性であるということ。
旅先にもぬいぐるみを連れていく、男性がいること。
ぬいぐるみのために飛行機の座席をとる男性がいること。
匿名ながら、息子同様のぬいぐるみ男子が数多く存在することがわかりました。
いや、ぬいぐるみ男子が数多く存在するのは知っていましたけどね。
息子以外にも、かわいいもの好き男子が大勢いるのも知っています。
でも、ラジオの投稿などであらためて聞くと、またたのしいことでありましたよ、と。
昨晩の小3息子は、アシクマ(耳が毛糸ボンボンのクマの顔がついたレッグウォーマー)を足につけて眠りました。
アシクマとはかれこれ、4年くらいのおつきあいです。
レッグウォーマーというよりも、ぬいぐるみのような存在。
そんな息子のかわいさが、いつまでつづくのか、おわるとしたらいつ? とつぜん? と、ふしぎでならない40代母です。
ではまたー。