いま、中2娘の不満は部活動です。
お年頃ですから、悩みや不満、怒りがあるのはごもっとも。
おもに人間関係なわけですけど。
まー、そこはいつまでもつづく部分であるからして、しかたないんじゃないかと思いつつ、グチを聞かされている40代母ですが。
→ブレンディの濃厚キャラメルマキアートを片手にグチを聞く40代母です。
部活動の先輩と後輩
中2娘は某文化部に籍を置いています。
某文化部だから、運動部とくらべたらゆるいです。
むかしに比べたら、かなりゆるいと聞いていました。
なるほど、ゆるいです。
そのゆるさが、いいんじゃないのー、と思います。
でも、あいさつをしない後輩たちに、怒りをおぼえる中2娘なのでした。
「リクブだったら、ゆるされないよ」
リクブとは陸上部のこと。
まー、運動部のノリとはちがう某文化部なのですが。
女子しかいないし。
たしかに、中2娘の話を聞いていると、部長のリーダーシップのなさが鼻につく40代母でありますが、そうかといって、リーダーシップのある某部員が部長になっていたら、それはそれで反感をいだいたていたのだろう、と想像がつくし、いずれにしてもグチと文句はとまらなかったでありましょう。
まー、ねー。
そんなもんだよねー。
いま、中2娘の所属している某文化部は、2年生と1年生とが仲よくないらしいです。
そんな時期におこなわれた部活内ミーティングがありました。
顧問の先生が同席していたから、それなりに話し合いができたみたいでした。
ミーティングがあったから、1年生の不満が2年生の耳にも入ったというわけでして。
あいさつをしないのは、あいさつしないなりのなにかがあるわけなんですよねー。
そういうかたちでしか、あらわすことができなかった1年生のモヤモヤした気持ち。
話を聞くコツとして、相手に共感すること、相手の発した言葉をくり返すこと、などがあるといいます。
後輩たちの不満は、謝罪を引き出すことではなく、自分の話を聞いて欲しい気持ち、共感されたい気持ちがあったんじゃないのー。
先輩にとってはたいしたことじゃなくても、後輩にとっては大切なこと、あるんじゃないですかー、と。
自分はヘーキでも、ヘーキじゃない人もいるんだよー。
なんというか、問題が起こったときに犯人さがしが起こって、でもわたしじゃないしー、という気持ちがあって、あやまることは負けである、みたいな考えがあって、先輩だから、後輩のクセに、という。
なんだかなァー、と思いつつ、中2娘の話を聞いている40代母です。
話を聞いていて、ふと思い浮かべたのは、スクールカースト、マウンティング、という言葉でした。
中2娘の言動を、スクールカースト、マウンティングといったいまどきの言葉を思い浮かべながら考えてみると、なんとなくわかってくるような、いろいろ。
中2娘もまた、現代の中学校生活を生きているのだなァ、と。
自分の位置があり、自分の優位をたもちたい、というようなー。
そして他者との比較が、めっちゃはげしい、と思います。
他人の言葉によってかんたんに傷つくし。
他人の評価によろこび、他人の評価にうちひしがれる、というような、お年頃なのだ。
あまりに他人、他人なので、ちょっと中2娘のいっていることが理解できなかった40代母です。
他人はそうかもしれないけど、自分はこうなんだよね、というのがないと、つらいと思うわー。
思春期だわわーん。
自分がいまの中学生ではないことに感謝しつつ、中2娘のグチを聞いている40代母です。
まー、たまらんなァー、と思いますよ。
ではまたー。