中3娘は受験生です。
そう、今週は私立高校の入学試験があるのです。
そして今週、いまになって中3娘がお得意の、あと出しをしてきました。
そんなわけで、40代母のテンション、モチベーション、精神力、すべてがだだ下がりです。
あー、またか、またそれをいうか、娘よ。
そういう気持ちがうずを巻いて、どうにもならない不愉快さ、冷めた気持ちの中にいます。
私立高校を決めたのは母親、と中3娘
中3娘が受験数日前にいうことにゃ、受験する私立高校を決めたのは母親(つまり、わたし)なのだそうです。
はじめに○○高校ありき、で話がすすめられた、と。
はァ。
受験数日前、いまさらなにいい出すの?
そう思いつつ、たずねました。
40代母「だったら、ほんとうはどこの私立高校を受けたかったの?」
中3娘「……電車で通う高校」
40代母は目をむきました。
本気でいっているのか、この娘は。
そこはせめて、具体的な高校名を出していくところだと思うんですよ。
あるいは、こっちの高校のほうが進学率がいいとか、なんだとか、かんだとか。
ウソでもいいから、一般の親が納得するような、もっともな意見、具体的な高校名を出せよ、と。
志望高校の〆切提出までに間にあえば、変更もできたわけじゃない?
でも、なにをいまさら、それを今いう?
中3娘のいい分を聞いて、はなはだ脱力した40代母です。
このていどの考えしかなくて、4年制大学をめざすのか、と。
両親をいいくるめるくらいの、もっともらしい意見すら考え出せないのかね。
今週、中3娘が受験するすべり止めの私立高校は、中3娘が併願校として選べるぎりぎりの私立高校なのです。
4年制大学への進学を目指すなら、せめてこのくらいは、という
あと出しがくる予想をしていた40代母
志望高校を決めるにあたって、本人の意思を尊重するのが大切、とは進路説明会でもたびたびいわれていたことです。
だから、受験する私立高校を決めるにあたっては、わたし、同席しませんでした。
夫と娘が話し合っているあいだ、わたしは席をはずして発言しませんでした。
なぜか、といったら、中3娘お得意のあと出しがあるような気がしたからです。
中3娘のあと出しには、いままでにも不快な思いをしてきました。
某テーマパークの帰りに「たのしかったね」といったら、娘「さいごに○○に行けたらよかったのに、なんで○○じゃないの」と不満。
(このときのおどろきは忘れられない。あれだけ遊んでたのしんだ様子でも、満足しないんだ、不満をいわれるんだ、とショックでした)
某テーマパークの帰りに、娘「○○したかったなぁ。したかったけど、ダメっていわれると思って、いえなかった」
(帰りの電車で、それいう? と思って、次に行ったとき○○をしました。なんどもなんども。もういい? 満足した? もう一回する? としつこく確認して)
そんな、娘のあと出し発言にウンザリしていたので、私立高校を決めるときに、あとで「かあちゃんがああいったから」とわたしのせいにされたくなくて、同席しなかった40代母です。
でも、やっぱり、そうきたな。
しかも、受験日数日前になって。
なんという豆腐メンタル。
いえなかった、いう機会が与えられなかった、って。
どんだけ自信がないのか、と。
険悪なほうが自立するのか?
さて、衝撃のあと出しを聞かされた翌日、母と娘は険悪です。
中3娘はいわれるまえに水筒を出し、自分でマスクを出し、いつもより5分以上早く家を出ました。
なんですかね、険悪な関係のほうが、娘に手間がかからんなァ。
会話がないから、さっさと食事がすすむし。
そんなことを思った、あと出し翌日の朝でした。
その後、中3娘にはわたしから話しかけて、必要な会話だけはしました。
ま、ぶっちゃけ、第一志望の公立高校に受かればいいんじゃね?
ということなんですけども。
今まさに、わたしは中3娘をはれ物あつかいしております。
なにをいっても、うんざりする返しがくるような気がして、話しかける気力がないというか。
まー、おたがいさまですなぁ。
ここにきて、それかー、と思って、やっぱり、あと出しグセはなおらないのかな、とか。
無力感? 子育てへのダメ出し? 母娘の因果関係?
そんな、こんな、ですね。
夫は、「そういうあれこれも、合格すればゴキゲンで、すっかりなかったことになるんだろう」というわけですけど。
40代母は、すっかりなかったことにはならなんですよ。
この、なんともいえない沈んだ気持ち。
いまはとにかく、さっさと受験期間おわれ、と思っとります。
あと1ヶ月もあるんですけどね。
ではまたー。