中3娘が、家のカギが見つからないといい出してから、1週間ちかく経った頃の話です。
落とした可能性もあるのかな、とも考えました。
半分はおどしで「よく立ち寄るスーパーのサービスカウンターにたずねてみたら?」なんてこともいいました。
そもそも中3娘は、ピンポンピンポンと押せば、40代母にドアを開けてもらえると思っているから、カギをなくしたことをかくしていたのか、気がついていなかったのか、わからんのです。
部屋にないので、弟のスペースもさがす
週末、中3娘がなにをしているのかと思ったら、小4息子の引き出しをあけてカギをさがしていました。
いやいや、まさか、そこにあなたのカギはないでしょう?
そんなとこ、入れないでしょう?
だまって弟の引き出しをかき回すなんて、失礼ですよー。
もちろん、カギは見つかりません。
自分のバッグ、部屋をさがしつくしたらしい中3娘は、さらに弟のスペースをさがしました。
しかし、カギは見つかりません。
中3娘のカギは、年末にキーホルダーを買い替えて、コリラックマの顔つきキーホルダーから、すっきりコンパクトなスヌーピーのキーホルダーにしたのです。
これまでにも、中3娘は「カギがない」とさわぐことがありましたが、さがせばすぐに見つかっていました。
ところがキーホルダーを小さくしたために、見つからなくなったみたいです。
家のカギが見つからない、と検索
こまったときは検索です。
そんな時代なのです。
なかば、冗談として、検索してみた40代母です。
40代母「まずは身のまわりをさがせ、ってあるよォー」
基本的な助言です。
まー、だいたいにおいて、家のカギが見つからなくてこまってインターネット検索するのは、1人暮らしで家に入れなくなって真っ青な人だったりします。
中3娘の場合、いまいち必死さに欠けています。
それでも、中3娘が「カギがない」とうちあけてから、1週間ちかく経っていました。
もしかすると、2週間くらいはカギなしで過ごしていたのかもしれません。
とうとう中3娘は「サービスカウンターで、聞いてみたほうがいい?」といい出しました。
いまになって思うに、わたしはカギさがしに参加しませんでした。
というのも、カギがあるとしたら中3娘の部屋だし、中3娘の部屋へカギをさがしに入る許可はでないと思うし。
さらに中3娘に「いっしょにさがしてくれ」とは、ひとことも頼まれてなかったですね、そういえば。
カギの発見場所
そして、ようやくカギが見つかりました。
カギを見つけたのは中3娘自身です。
玄米袋の入っているダンボール箱の上に積みかさねていた、Vもぎの成績表のあいだにはさまっていたそうです。
紙と紙のあいだ、という盲点でした。
中3娘のキーホルダーは、5mmほどの厚さしかなく、乱雑に積みかさねてあったVもぎの成績表5、6枚分にまぎれてしまっていたのです。
なんという人さわがせな。
中3娘がキッチンのあちこちにポイポイ置く私物を、置いたままに、ありのままにしておいたら、そんなこんなでした。
これにこりて、カギくらいは決まった場所に置く習慣を身につけて欲しいものです。
ではまたー。