想像以上にハードなまるつけ作業でした。
国語に関しては、選択問題のまちがいは×にしたけど、読み取り問題はこまかいチェックせずに、だいたい合っていれば〇にしました。
もうそれくらい、いいじゃない!
そんな気分になった、まるつけ作業。
なんとか3月中にまるつけ、直し、直しのまるつけ、とひと通り終わりました。ヤレヤレ
これで息子は、4月から晴れて小学5年生!
算数、むずかしいよ?
ゼロの数をかぞえるだけでも、いいかげんウンザリしてきたわけですけど。
a(アール)、ha(ヘクタール)は、dl(デシリットル)なみにツライ、わからない。
自分の小学校時代を思い返すに、アール、ヘクタールなんて習ってないですよね。
そういう時代でございましたよ。
そんな算数をまのあたりにしてみますと、中3娘がものすごいんじゃないか、と思えてきて、おのが不明を恥じるばかりであります。
だって、娘が小学生のときなんて「いまどきはゆとりでしょ? 3.14じゃなく、3なんだよね。ふーん」みたいな、そんな失礼な態度だったわけです。
小学生の学校のテストなんて、80~100点が取れてあたりまえ、と思っていました。
娘が小4のとき、担任の先生から「塾に行ってなくてこれだけできればたいしたものです」といわれたときも、「いやいや、ふつうそのくらいできるでしょう」と思っていました。
だって、娘は宿題だからいやいややってるだけだったし、某通信講座もけっきょく途中からやらなくなって「もういいよ、捨てよう」とまっしろなまま捨てちゃったくらいだし。
そんな中3娘に、小4算数の解説してもらって、「+1」のナゾがわかったような、わかってないような、わかったけど、どんなときにそれ使えばいいのか、いまいちわかってない40代母です。
このあと、展開図のあたりも解説してもらおうと思っています。
もうね、概数とかも苦手でね。
概数にしてからたすのか、たしてから概数にするのか、わたし自身が問題文が読みとれなくて、息子に二度手間かけさせたり。
まるつけしながらたびたび思ったんだけど、某プロママとか某下克上パパとか、す、すすす、すごいよ。
わたしなんて、まるつけをしていただけでヘロヘロよ。
算数の「男の子」「女の子」問題
さて、小4息子がこまった問題のひとつに、男の子と女の子の名前の問題がありました。
問題文に登場する名前って、ひらがな表記で「さん」付けなのです。
性別について、とくに書かれていません。
半世紀ちかく生きてきた大人からみれば、ひらがな表記でも男女の区別がつく名前が使用されています。
しかし、いまどきの子供にはなじみのない名前が多く、小4息子はこまっていました。
小4息子が、男か女かわからないと思った名前は「まなぶ」「のぼる」「すすむ」「まもる」でした。
たしかに同学年にはいない名前です。
でも、算数ワークに登場する人々は、男女の区別なく「さん」付けだし、ひらがな表記の名前だけで性別を判断するのって、むずかしいと思うんですよねぇ。
そこは明確に、♂♀マークかなにか、はっきりつけておくのがフェアってものじゃないかね。
あるいは、「たろう」と「はなこ」だけでいいじゃないか、と。
誕生日がおなじ姉弟問題
それから、ほんとうにどうでもいいんだけど、ゆみさん(10才)と弟(6才)は誕生日がおなじだというんです。
そして、そのふたりの年齢をそれぞれ〇と△にしてあらわすっていう問題があるんです。
誕生日がおなじっていうことは、誕生日ケーキはひとつなの?
ゆみさんの4才のときの誕生日はどうなったの?
弟の出産で、お母さんもお父さんもゆみさんの誕生日どころじゃなくって、4才のゆみさんは! ゆみさんの気持ちは!
そんなことを考えてしまったら、小4息子と盛りあがってしまって、問題がすすまないっつーの。
でも、この問題文中の「2人のたんじょう日は同じです」という条件は、算数的に意味のある条件なはずで、この一文がないと、年齢差にズレが出る期間ができるので、算数的に必要な条件、てことなんだろうな。
高校受験の問題で見かけた「同様に確からしいものとする」みたいな決まり文句、なのかなー、と。
そんなあれこれで、ほんとうに時間かかるし、もう、わたしが答えを見ても説明ができない問題が出てくるし、中3娘にだいぶ助けられました。
立方体の辺とか面とか垂直とか並行とか、そのあたりですね。
ねじれって、高校受験の参考書でも見かけたけど、わたし、理解できなくて、今回なんとなくわかったような気持ちになった、くらいの。
週末、3人がかりで立方体を見つめた午後がありました。
ではまたー。