コンポスト「キエーロ」を手作りしてみました。

手作り、コンポスト、キエーロ、DIY キエーロ
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キエーロ、というのは葉山の松本さんが開発したコンポストの名称です。

キエーロ葉山

土の中のバクテリアに生ゴミを分解してもらう方式だから、いったん設置すれば、追加費用はかかりません。

もともと、コンポストに興味のあった40代主婦です。

作ってみることにしました。

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アパート暮らしにコンポスト

いままでわたしが知っていたコンポストは、緑色でバケツをさかさまにしたような形です。

これがアパートの庭にあったら、「ここにコンポスト置いてます」「ここに生ゴミありますよ」と丸わかりで、抵抗がありました。

それで、コンポストはムリだなぁ、と思って、でもときどき庭に穴を掘ってリンゴの皮を埋めたり、ジャガイモの皮を埋めたりしていました。

そして今年、キエーロというコンポストを知り、「木製だったらアパートの庭においても目立たないんじゃないかな」と思って、作ることにしたわけです。

当初の予定では、もっとコンパクトに作る予定でした。

しかし、できあがってみたら横60cm、たて36cm、高さ45cm(土の上に出る分)になりました。

想像以上に大きいです。

でも、実際のキエーロはもっと大きいのが標準らしく、横110cmとあります。

わたしが作ったのは、庭の土の上に設置する箱の底がないタイプ。

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家にあるものでなんとか作れないか、と思ったら、夫が棚を作るといって買っておいたダイソーの板切れが5枚あったので、まず、それを使うことにしました。

ちなみに、夫がその板を買ってから1年以上は経っています。

それから、息子が図工でつかった版画の板をもらいました。

これでなんとかしよう、さいしょはそう思っていたのです。

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しかし、けっきょく、版画の板では薄すぎるし、角材を買い足し、板を買い足し、としていたら、なんだかんだでダイソーの板を8枚使っているし。

版画の板は背面のお飾りになったし。

ポリカーボネート波板、というもの

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キエーロというコンポストを作るときには、いくつかのポイントがありまして。

そのひとつが、透明なポリカーボネート波板を屋根にしていることです。

屋根がついているから、雨をかぶらない、透明だから太陽の光をとおす。

また、その屋根がななめになっている点もたいせつで、屋根をななめにつけて、風を通しているのです。

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表面の土が乾いていることが、においや虫の発生を防ぐのだそうです。

つまり、ポリカーボネート製の波板はキエーロにぜったい必要なのでした。

そこで久しぶりにいちばん近くのホームセンターに行った40代主婦。

あやうく、波板の中でオシャレっぽく見えたガラスネット波板を買いそうになりました。

アレンジするにはまだ早い、まずは基本を押さえておかないと。

そんなわけで、すなおにポリカーボネイト波板を買いました。

あとで調べたら、耐久性が倍以上ちがいました。

ガラスネットは塩化ビニールの強化版で、耐久年数が5年くらい。

いっぽうポリカーボネートは耐久年数が10年以上でした。

そういう説明、売り場にまったくなかったから!

DIYしろうと40代主婦は、見た目のかわいさで、あやうくガラスネット波板を買うところでしたよ。

そんなポリカーボネート波板、専用のクギもかならず購入です。

ただ、このクギ、すごく長くて、よゆうで突き抜けたんだけど?

ほかの長さがなかったので、悩みようもなかったのですが。

いちばん苦労したのが、ポリカーボネート波板から、このクギを抜くことでした。

クギがゆるせないほど曲がって、やりなおし。

波板とクギにすきまがあかないように打ちましょうっていうから、曲がるたびに打ち直し。

クギ抜きで抜くときに、波板が割れるんじゃないかと思うと力が入らないし。

というような苦労がありつつ、1週間で完成です。

ふつうは1日くらいで作っちゃうらしいよ、キエーロ。

屋根は蝶番式ではなく、引っかけるようにして乗せました。

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ダイソーの板なので耐久性に不安

ただ、ですね。

そもそもがダイソーの板、すっかすかに軽い板なので、たぶん、すごく耐久性がないです。

直接、土に埋めてるもんねぇ。

ちゃんとしたキエーロを5年使っている人が、下のほうがボロボロで買い替えた、という話を読みましからね。

わが家のキエーロは、2年くらい? もつかな? どうかな?

設置場所にもよると思いますが、2年くらいはがんばって欲しいです。

あるいは、板よりも、わたしのクギ打ちがいかんかもしれんですね。

けっこう、よけいに打っておいたのですが、こっちを叩けば、あっちがゆるむー。

とはいえ、次回はもっとうまくできる自信があります。

材料があれば!

毎度のことながら、自分はいきあたりばったりだなァ、と思います。

さいしょにきちっと、計画的に、ですね。

そういうのがいつも足りないなァ、と思いながら、なんどもダイソーに足を運びました。

キエーロの場合、気軽に油が捨てられるのがすごく助かる、と思っています。

開発者の松本さんにキエーロを設置してもらったというブログ記事のQ&Aがためになります。

というか、わたしも「マジか!!」ってなりました。

土が増えると思って、期待してたんですけど、ほぼ増えないそうです。

ではまたー。

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