娘も高校生になったし、もうこれで娘のことをブログに書くのはよそうと思っていたけれど、じっさいのところ、わたしよりも娘の方が日々充実していているので、わたしは娘の話を聞いて過ごしている状態です。
そして先日、ある同級生の話を高1娘から聞いて、すごく感心した40代保護者です。
す、すごいよAちゃん。
いや、ほんとうに、Aちゃんはその高校に行ってよかったよー。
Aちゃんは勉強ができない
Aちゃんは勉強ができない。
どのくらいできないかというと、中学時代の部活動の先輩が「いや、まじでAは勉強したほうがいいよ」と助言するくらい。
当時の娘がいうには、数学が壊滅的だったらしいです。
かけ算がやばいレベルですね。
それで、Aちゃんは「○○高校へ行く」といって、家族から反対されたそうです。
というのも、○○高校はむかしは不良のあつまる高校だったので、いまも地元の評判がよくないらしいんですね。
わが家のような両親ともに他県出身者だと、そういうのがわからんのですよねー。
Aちゃんは小学生のときからメガネをかけていて、40代主婦からしてみると勉強ができない風には見えません。
いまどきは「メガネ=がり勉」じゃないんだなー、と思ったしだいです。
そんなこんなで、Aちゃんは高校受験に向けて、秋から塾にかよい出しました。
ともだちのBちゃんもいっしょです。
AちゃんもBちゃんも勉強ができない系女子です。
当時の娘から聞いた、Bちゃんの5教科合計点は、真顔で「だいじょうぶなの?」と心配になるレベルでした。
そして、どうやら、Aちゃんはちょっと勉強がたのしくなったみたいなんですよね。
かわいたスポンジに水がしみこむ、みたいな。
こういっちゃなんだけど、からっからにかわいていたから、グングンしみ込んでいくんだよ!
Aちゃんは、どうやらそんな状態だったみたいです。
Aちゃんの高校受験
さて、この地域は、高校受験が前期後期とわかれております。
そして、AちゃんとBちゃんはおなじ××高校を受験しました。
Aちゃんは前期で合格!
Bちゃんは前期で不合格、後期で合格!
不合格期間のBちゃんは、塾でAちゃんを避けていたそうです。
無理もないですね。
Aちゃんの中間テスト結果
そんな前提がございましての、Aちゃんです。
××高校の中間テストで、クラス順位が10位以内だったんだってー!
おー、これはテンションあがるー。
そりゃあ、自習室という思いもよらぬ場所で、娘とAちゃんが出会うわけだよ!
Aちゃん、クラス順位が10位以内で、学年順位が50位以内だって。
そりゃ、Aちゃんが勉強やる気出して、自習室にいっちゃうわけだよ。
高1娘、Aちゃんと自習室で会ったことに驚いていました。
もちろん、わたしもです。
あの、Aちゃんが?
しかも、生物で96点とったんだって!
よかったねー。
高1娘の同級生たち
高1娘の同級生たちの中間テスト、期末テストの結果をちょこちょこときているんですけど。
まー、なんというかー、偏差値的に高校がバラバラだから、点数だけでどうこう比べられないわけで、それがまたおもしろいんですよね。
中間期末テストの点で、人生初の10点台をとったのがCちゃん。
Dちゃんは毎日最低3時間勉強する子で、高校でクラス順位1番になったそうです。
Eちゃんは、中3で英検準2級に合格していて、英語はいつも90点台だったのに、高校の英語表現で60点台をとってショックを受けたそうです。
高1娘は最低点が40点前後でした。フー
高校のテストのやる気
高1娘は、高校に入学してがぜんやる気を出しています。
中学生のときは「ワークを10回やった子がいるんだって!」と吐き捨てるようにいっていました。
ワークというのは、教科によってつかっている問題集みたいなものでしょうか。
娘のかよっていた中学校では、ワークから出題されることが多く、くり返しワークをやるように指導されていました。
しかし、娘が素直にやるものかね?
そーんな中学時代を過ごしていた娘が、高1の期末テスト、生物のワーク(問題集みたいなの)を7回やったら「80点越えた」と目を丸くしてよろこんでました。
だからさ、勉強ってのはある部分、いちずにひたむきにやることも必要だよね、みたいな。
やらないヤツがやったヤツを笑うなっちゅー話ですよ。
そんなこんなで、やったらやっただけの点数(という見返り)がもどってくる勉強、テストというシステム。
高1娘はとてもまじめに取り組んでいるっぽいです。
週末に、高1娘がよく眠っているから起こさずにいたら「なんで起こしてくれなかったの! 勉強しようと思ってたのにッ!」と怒られた40代夫婦です。
中学時代はそんなこという娘じゃなかったのにー。
さいきん、図書館で下克受験のお父さんの本を拾い読みして、さらに夫が借りてきたビリギャルの予備校の先生の本を拾い読みしました。
なんというか、どちらも本人のやる気に勝るものはないね、ですね。
あと、どちらも学校にたいしてアレですよね。
とくに、下克上の方は読んでいて、お父さんヤバイ大丈夫か、という気持ちになりました。
身元を明かさないのももっともです。
ここまでやってしまうのか、と思って、拾い読みといいつつ、さかのぼって読み直してしまったりしました。
ビリギャルの予備校生の先生が、ビリギャルの女の子が第一志望の文学部を落ちて、過去問で最低点をたたき出していた学部は無理だろうと思っていて、どんな言葉をかけるべきか悩んでいるところの、あれこれ。
これだけやって受からない、やっても無理なんだ無駄だったんだ、ってならないための言葉、どうしようってなるの。
まー、けっきょく、受かっていたから大丈夫だったんですけど。
そんなとき、どんな言葉をかけたらいいのか、わからんよねぇ。
なにがどうなるかなんて、わからんもんですよ。
中学時代の夏休みは昼すぎまで寝ているのがあたりまえだった高1娘が、連日部活だの文化祭の準備だのでいつもどおり家を出ているんだからねぇ。
ほんとうにおどろかされます。
女子三日会わざれば刮目してみよ ?
高1娘の場合、三年寝太郎を思い浮かべておりました。
ではまたー。