この夏も、なんどか、ネコ糞(nekofun)に出会った。
たいていはエアコンの室外機のちかくに、なごりがある。
土を掻いたあとが残っているのである。
つまりその、へこんだ先の、ちょっと山になったところに、ネコ糞が埋まっているというわけなのだった。
さいきんは、くさくないネコ糞をするネコめがやってくるらしく、庭を見まわさないと発見が遅れるのである。
わたしは、すでに、ネコ糞のにおいをおぼえたのである。
その発想はなかった! と夫にいわしめた
いや、ふつーに思いつくし。
わたし、ネコよけにクリのいがを置いてみようと思う、と夫に伝えたんです。
そうしたら、夫が「その発想はなかった!」って、いうんです。
わたしって、ネコぎらいなんでしょうか?
夫がね、へ~、そんな残酷なことをよく思いつくね、みたいな、そんな感じで、わたしの顔を見返したんですけども。
わたしと夫の、ネコ糞遭遇率は、18:1くらいで、圧倒的にわたしだからね。
そして、片づけているのもわたしですよね?
そもそも相手はネコだもの、栗のいがいががあったとしても、ブスッといかないでしょ?
ネコが、チクッ、痛、 チクッ、痛、 ネコパンチ、とくり返していくうち、ついに、わが家の庭にネコ糞を見かけなくなりました、となる計画ですよー。
いっぽう、夫はダイソーでネコよけの「においブロック」を買ってきました。
わたしは、そういうのではなくて、自然の、ナチュラルな、すてきな庭造りの一環として、その流れでネコよけをしたいのです。
そう。
ネコ糞を置いていくネコのテリトリーへ、クリのいがを転がしておくという方法でね!
ネコよけとして、土の上にふむと不快なものをまいておく方法があって、クルミの殻をつかっている庭があったのですね。
夫の実家からは、ときおりクルミが送られてくるのです。
すると、夫がいうには。
クルミの殻は、剣山の上を平然と歩く行者ですら、クルミの殻は痛がって歩けないんだよ。
というのです。
なにからの引用か?
観客の少年が投げたクルミの殻を踏んだら飛びあがって痛がった、とか。
以上、どうでもいい閑話休題。
ま、夫もそのように申しますので、わたしはネコよけとして、やわらかな土の上にマキビシのように、松ぼっくりや栗のいがやをまいておこうと考えています。
先日の台風のおかげで、いろいろと拾うことができたので、これでネコよけを。
超音波を流す、というハイテクなネコよけも売っていますが、あれ、小5息子が反応してしまうんですよね。
近所のある家の前を歩くと、息子がいつも教えてくれるのです。
高1娘は聞こえなくて、いっしょに歩いていた友達は気づいた、という話も聞いています。
ではまたー。