高1娘のかよう高校は、体育祭を見に行く保護者が多いらしいです。
高校の体育祭は平日でした。
見に行くとしたら、わたしひとり。
娘の参加する種目をいくつか見て帰ってくればいいかな、という感じ。
お弁当を用意する必要もないし、気楽な体育祭参観です。
高校の体育祭、保護者席
これがまた高1娘の高校、わりと本気の保護者が多かったです。
わたしのイメージする本気保護者とは、最前列でカメラをかまえている保護者です。
まァ、小学校にくらべたら、圧倒的に人数が少ないのですが、三脚をセットして動画を撮っている本気保護者も数名いました。
場所取りをして最前列をキープしている保護者と、自分の子供が参加する種目だけを見て後ろに下がる(あるいは帰っていく)保護者と、二分化している印象を受けました。
わたしは午前中のプログラムにある娘の参加する2種目を見て、お昼休憩中に帰りました。
その日は夏日でした。
日傘と飲みものは用意していたのですが、レジャーシートも折りたたみイスもなくて、日向に立ちっぱなし2時間はつらかったです。
せめて100円ショップの折りたたみイスを用意しておけばよかった、と悔やみました。
最前列の保護者の数人が使っていたのは、ダイソーにあったプラスチックの折りたたみイスでした。
たたむとペタンコになるタイプ。
あのくらい簡単なイスでいいから、買って準備しておけばよかったです。
ちなみに、小学校の運動会で見るような、アウトドアでつかう折りたたみイスをつかっている保護者は1人だけでした。
みなさん身軽ないでたちで観覧していました。
そりゃあ小学校の運動会にくらべたら、テントはいらない、弁当はいらない、まったくもって簡単です。
開会式から閉会式まで、なんて気負いもありません。
高1娘の参加する種目も団体競技がメインで、順位を争うレースとはちょっと毛色がちがいました。
さらに高校の体育祭で新鮮だったのは、黄色い声援です。
「○○かわいー」
「○○かっこいー」
「きれいー」
「がんばってー」
そんな声援が飛ぶ、高1娘の体育祭。
とっても新鮮でした。
これはこれで、よいなァ、と。
娘の中学校のときの、先生がたのピリピリした緊張が伝わる体育祭よりも、ゆるっとした感じで好印象でした。
中学校では応援団による応援はあるけれど、個人が思い思いの声援をおくる、というのがなかったんですよねー。
高1娘の高校でも応援団はあったらしいのですが、応援団のための練習とかはなかったのかな?
高1娘から「応援団の練習ヤダ」とは聞いていません。
「体育祭ヤダ」とはいってましたが、中学校ほどのきつさはなかったようです。
応援団の存在は、それぞれの高校によると思いますが。
高校の体育祭って、保護者が見に行くものなの?
正直なところ、保護者が見に行くものでもないだろうと思っていました。
わたしも夫も、自分たちの高校時代は親が見に来ませんでした。
娘の中学校の体育祭ですら、1年次は「いまどきは親が行くの? 朝から弁当持って?」と戸惑いました。
高校の体育祭になって、やっと、行かなくてもいいんじゃない? って感じになりました。
それでも行きましたけど。
ただ、高校の体育祭は、手軽に身軽に短時間だけ見に行けるので「行ってもいいかな」という気持ちになれます。
平日だから小5息子を連れていかなくていいし。
行かねばならぬ、という義務感がない!
朝から家族分の弁当に追われることなく、のんきに出発して、2時間くらい競技を見て、ちょっと買物して家に帰る、みたいな。
小中学校のハードな運動会観覧とは大ちがいでした。
らく、とにかく、らく。
来年も行くとしたら、レジャーシートと小さい折りたたみイスをそろえておきたいです。
そんなとこですね。
ではまたー。