ときどき、洗面台にパンツが放置されています。
小5息子のパンツです。
洗面台にパンツを脱ぎ捨てているということは、そのパンツになんらかの事件が起こったのでしょう。
しかし、その事件の内容が、当事者でない40代母にはわからんのです。
液体か? それとも、固形物か?
なにがどうなっているのかわからないまま、つまみあげて確認せにゃなりません。
洗面台に放置されたパンツは無言

先月、やはりいつものように無言パンツが洗面台に放置されていました。
オシッコか?
ウンチか?
今日はあわててトイレに飛び込んでいたから、オシッコかなァ。
そんな感じで、脱ぎ捨てられたパンツをつまみ上げた40代母です。
汚れを確認して、下洗いをするのは40代母の役目。
しかし、息子ももう小学5年生でです。
ちゃかちゃかと水洗いするくらいできる年ごろなわけです。
そして、洗面台に脱ぎ捨てられたパンツを見るたびに感じていたもやもやを、ついに小5息子にぶちまけました。
パンツになにが起こったか?
40代母「ねぇ、洗面台にパンツ置いてあるよね。アレ、どうしたの?」
わたしがそうたずねると、小5息子はパンツになにが起こったかを話しました。
いそいでトイレに行って、パンツにオシッコがついてしまったのだそうです。
ズボン、靴下は無事だったのだ、と。
40代母「あのさ、いまみたいにけけくんが話してくれないと、洗面台にポイッと置かれたパンツ、どうしてそこに置いてあるのか、かあちゃんにはわからないんだよ」
(小5息子、なにかいいたそうなそぶりを見せる)
40代母 「まーだいたい、オシッコかウンチでよごれたんだろうけど。おそらくそうだろうと、想像はつくよ」
(小5息子、照れ笑い)
「でもね、かあちゃんにはなんでよごれてるのか、わからないじゃん」
(小5息子、ハッとする)
「だから、こうやって(と、つまみ上げる動作)パンツの中をのぞいたり、クンクンてして、パンツになにが起こったのか、調べるんだよ!」
(小5息子、おどろく)
40代母「かあちゃんだって、そんなことしたくないよ。でも、けけくんが教えてくれなきゃ、パンツになにが起こってどうなったかなんて、わかんないじゃん!」
(小5息子、申しわけなさそうに恥じ入ったまなざしで母を見返す)
40代母 「それにさ、もう君も5年生だし、自分で洗えるよね。うわばきも洗ってるんだから。ね? 水洗いでちゃちゃちゃーと洗って、洗濯機に入れてくれればいいから。たのむよ」
そんな感じで。
自分のパンツは自分で洗おうキャンペーン実施中。
ではまたー。