去年、臨時休校が終わった地元の中学校では、ジャージによる登校がおこなわれていました。
あっちの中学校も、こっちの中学校もジャージ。
これは、どういうこと?
そして、思いついたのが、LGBT的ななにかで全生徒のジャージ登校が決まったのかな、と思っていました。
しかし、その後、わかったのは、ジャージ登校はコロナ対策でありまして、制服からジャージに着替えるときの密を避けるため、また衛生面における洗濯の容易さのためでありました。
なーんだ、そっかー、と思っていたら、息子のかよう中学校の制服が、いまどきはやりのジェンダーレス制服化しておりました。
男子制服、女子制服ではない
息子がかよう中学校の制服紹介が、例年の男子制服、女子制服という表記から、制服A、制服Bみたいな区分になってました。
正直なところ、女子の制服に、ズボンを追加しただけだよね感が強いのですが、ジェンダーレスです。
制服はブレザーなのですが、ズボンならネクタイ(制服A)だし、リボンならスカート(制服B)と決まっています。
ネクタイとリボンはミックスしてもいいと思うんですがね。
あー、これ、娘のときにあったら、きっと娘はズボンを選んだのにな、と思いました。
しかし、中1の時点では、娘はスカートを選んでいたかな。
人とちがうこと、目立つことをものすごくいやがっていたから。
いまの娘は、高校の制服にズボンがあったら、ぜったいズボンを選ぶ、といっております。
娘が高校を選ぶときに、県内のズボンあり高校がどれだけあるか、見た記憶があるのですが、遠くに3校くらいあったのかな。
私立をふくめたら、もう少し増えるのかな。
当時は制服にズボン、といってもジェンダーレスという意味ではなく、女子の制服にズボンを追加したという新聞記事を見て、それで「へ~」となってそういう学校をさがしてみたんですよね。
入学式にズボン女子はいたのか? ←いた
もちろん、入学式はそれをたのしみにして出席した40代保護者です。
外見上、女子と判断した生徒のうち、ズボンをはいていたのは2人でした。
女子生徒が約90人、そのうち2人。
がんばったほうですかね?
わたしが女子と男子を見分けた方法は髪の毛の長さです。
中学校は男子の長髪をゆるしませんので、長髪すなわち女子、と考えました。
ベリーショート女子がいたら、わからなかったと思います。
冬になったらズボンをはきたいな、と思ったときに、リボンからネクタイに変えなくてもいいじゃん、と思うんですけど。
あるいは、いっそ、男女ともにネクタイにしておけばよかったのにな。
など、思いました。
しまった、娘の制服を捨てるんじゃなかった、と思いましたが。
中1息子は「女子向け」に対してきびしくなっている昨今ですので、制服Bを着る機会はないでしょう。
息子は幼いころに、みずからの意思でスカート体験をしているけれど、一生スカートをはかない人々もいるのだな。
わたし自身、さいごにスカートをはいたのっていつだっけ? という感じ。
あの、すかすか、スース―感、すっかり忘れています。
ではまたー。