体育祭の縮小で、組体操がなくなっていました。

体育祭、運動会、小学校 中学校のこと
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息子が中学校へ入学するにあたり、不安だったことのひとつに、体育祭での組体操がありました。

組体操に関しては、高3娘が中学生だったころに、組体操の危険性、組体操の意義、などが話題になりました。

それなのに、なぜこの中学校はそれでも組体操をつづけるのか、不思議でならなかったのです。

当時は県内でも、いっせいに組体操を取りやめるなか、娘のかよう中学校では体育祭の男子組体操をつづけました。

高1娘が中学校に在学していた3年間、とうとう体育祭から組体操はなくなりませんでした。

組体操の危険性が騒がれたのち、本番当日には組体操を見守る先生のほかに、あらたに男性保護者による見守りを増員したていました。

そっかー、危険だとわかっていてもやめないのだなー、ということが伝わってきました。

だからわたしは、組体操への参加同意書は、息子が求めるならば、不参加で提出するつもりでした。

ほんとうは、息子が求めなくても不参加にしたい、と思っていました。

それが今年は、いや、去年から、体育祭が縮小したおかげで組体操がなくなりました。ヨカッター

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体育祭の縮小

体育祭、運動会、小学校

中1息子の話によると、去年につづき今年の体育祭も縮小され、陸上大会のような種目ばかりなのだそうです。

ちなみに中1息子は、100メートル走の1種目のみ参加します。

あとは、全員参加のソーラン節です。

体育祭をおこなう時期も、例年の5月末から11月へ変更です。

ただ、こんな時期ですから、あくまで予定として体育祭は縮小して秋に開催される、という話で、日程までは決まっていません。

去年の小学校の運動会がまさしくそんな感じで、規模を縮小し、開催時期をずらし、保護者の観覧の制限をおこないました。

学年ごとに競技がまとまっていて、その時間を見学したら、お帰りください、という決まりでした。

今年の中学校の体育祭も、そんな流れではないか、と思います。

去年の小学校の運動会では、子供のお弁当も必要なく、給食でした。

すっごく、楽でした。

小学校さいごの運動会、いままであんなに気合い入れて、テントを持って暑さ対策などしてきたのが、弁当作りすらない手ぶら観覧。

すっごく楽、とにかく楽でした。

それまでの、応援したあとはつぎの種目までテントでぐったり休憩、という運動会とはなんだったのか、というくらいに保護者は楽でしたー。

体育祭の観覧は楽なはず

中学校の体育祭で見た、忘れえぬ光景、それはコンパクトな折りたたみイスに座る夫婦。

足元にはごく小さなクーラーボックス、そしてコンビニの袋。

たったそれだけの身軽な姿で、子供の体育祭を観覧できる夫婦。

いーなー、わたしたちも早くそんなふうになりたいなー。

まだ小学生だった息子をつれて、レジャーシートに手作りのお弁当をひろげていた40代主婦は、切実にそう思ったのです。

そして今年まさしく念願の、下の子供がいない状態の夫婦二人きりの体育祭の観覧、となったわけですがー。

去年の小学校の、縮小版運動会が、これまた楽だったんですよね。

あれ以上に、楽になるとは思えません。

過去記事⇒【2020年】小学校の運動会は縮小、時間差で観覧しました。

まー、中学校の体育祭は、小学校の運動会よりも楽です。

それは、圧倒的に拘束時間が短くなるからです。

小学校の運動会の、朝から6時間超の校庭滞在はどうかしています。

テントだらけになってあたりまえ。

小学校の運動会は、いまや週末の一大イベントになってしまっているんですよね。

コロナが収束したら、また元にもどるのでしょうか。

ほどほどでいいと思うんですけど、とりあえず、わが家は小学生のいない家庭になりましたから、あとのことはわかりません。

組体操がなくてよかったー

そして、なにより今年の中学校の体育祭に組体操がなくてよかったです。

組体操は、完成したときの感動はもちろんあるけれど、ハラハラします。

これ、自分の息子に参加させたいか、といったら、させたくありませんでした。

もちろん、高いタワーは運動部の選りすぐりのメンバーが参加するのですが、それでも万が一、失敗したら、と思うと見ているこっちが緊張する種目です。

毎年すごいな、と思いましたけど。

組体操に参加するときには、保護者の参加同意書を提出します。

はっきりいって、これはあってないようなもの。

クラスのみんなが参加するからです。

あの中で自分だけ参加しないわけにはいかない。

同調圧力が働きます。

けっきょく、怪我人をのぞく男子生徒全員の参加となります。

参加したくない気持ちがあっても、不参加にすれば「いいなー」「ずるいなー」となりますから、みんなが参加する、という話を幼稚園ママから聞いたことがあります。

その人の息子さんも、やせ型のおとなしい男の子でした。

そんな、組体操が今年はない!

よかった!

不安がひとつ消えました。

これを機に、中学校もいろいろ変わってくれたらいいのに、と願っています。

また、5年前の娘のころととちがって、息子の学年はインドアな生徒が多いみたいだし、もし組体操があったとしても、わりと自由に不参加を表明するような気がしないでもないのです。

ただ、親の心配とはうらはらに、子供は挑戦したがるのではないか、とも思います。

だからもう、いっそのこと、組体操はなくしてくれ、と思うんですよね。

ととりあえず、今年は組体操がなくってよかったです。

ではまたー。

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