紆余曲折の末、中1息子はソフトテニス部へ入部しました。
娘が中学校に在学中は、すごくきびしい某運動部の話を聞いていました。
中1息子の入部したソフトテニス部は、たぶん、そこまできびしくはないと思うのですが、朝練はあります。
大会前でもないのに、朝練があります。
基本的に朝練のない部活って、もしかすると部員数が極端に少ない部活動だけかもしれないとさえ思える、朝練状況です。
そんな運動部に、中1息子は入ってしまったのです……。
中1息子は運動が得意なほうではなく、体力もありません。
やせていて、非力です。
はっきりいって、いまのわたしでも「勝てる!」と思える男子中学生です。
過去記事⇒仮入部あれこれ。
選手になりたいわけでもなく
中1息子はただ、テニスというものをやってみたいだけなんだ、たぶん。
あと、コンピューター部は入部希望者が多くて、あまり印象がよくなかったのと、卓球部も入部希望者が多くて……、中1息子が思っていたのとちがったみたいです。
中1息子の学年は、なんか文化系志向、インドア派が多いような気がする、と感じています。
あくまでもわたしの印象ですが、中1息子が6年生のときのクラブ活動が、イラスト部が大人気だったという話から、そう考えています。
息子の6年生のときのクラブ活動は、運動系のクラブに活動制限が多かったせいもあり、運動系のクラブに人が集まらなかったそうです。
そして、イラスト部には1部、2部ができるほどの人が集まったのだとか。
それをふまえての、インドア傾向予想をするアラフィフ主婦です。
きびしい部活をさける
中1息子は、いくつかの部活動を仮入部して体験しました。
そのときに、「○○部はきびしかったからやめた」といっている生徒がいたそうです。
○○部に入ろうと思っていたけれど、仮入部をしてみたらきびしかったから、翌日にはべつの部活に仮入部したということです。
まー、さいしょの印象って大切ですよね。
中1息子のかよう中学校には、それを逆手にとっていた、××部という運動部があったんですけどね。
その、××部の手口というのが、高3娘によると仮入部の期間は、たのしいレクリエーションをおこなうのだそうです。
そして実際の部活動とはちがう、たのしいレクの時間によって、なにも知らない新入生が本入部してしまうのです。
そこの顧問の先生は、かなりのコワモテだったのですが、新入生には判断できないよね……。
その××部は、おそらくその中学校ではいちばん実力のある、県大会でもよい成績を残す部活動でした。
わたしが聞いた話では、土日も他校との練習試合があって帰りは夜の8時、保護者は自分の子供を駅まで迎えに行く、ということでした。
そういう部活動のやり方が、高3娘が中学生のころにはまかり通っていました。
高3娘が中3のときに「ブラック部活」という言葉を耳にするようになり、娘が部活を引退したあとで、部活動の平日1日休み、土日の部活動は1日のみ、と変わりました。
高3娘は中学時代に文化部でしたから、そうしたきびしさを味わいませんでした。
ただ高3娘も、人づてにいろいろと他の運動部の話は聞いていたそうです。
いまどき人気のある部活って?
さて、そんな恐怖の××部も、コワモテの顧問の先生が移動して、県大会へ出場することもなくなったそうです。
今年の運動部は、サッカー部に人が集まらず、卓球部に人気があると聞きました。
コンピューター部も例年になく、人気がある様子。
この地域にはサッカークラブ、野球チームがあります。
外部でそうした活動をしている生徒は、中学校の部活には参加しない傾向があるみたいです。
中1息子のかよう中学校では、部活動が強制参加ではないため、人気があると思われる運動部にも生徒があつまらないのかな、と思いました。
強豪校ではない安心感
さて、中1息子が入部したソフトテニス部ですが。
どうやら強豪校ではないです。
顧問の先生は、高3娘が中学に在籍していたときからいる某先生です。
たぶん、そこまできびしくはない、運動部のひとつだと思います。
でも、朝練はあるんだなァ。
そして週末も、土日のいずれかは部活動があるみたいです。
今年のGW、中1息子は部活動です。
中1息子はそんな話をされていないし、本人はわかっていないみたいですけど、運動部に入ったということは、そういうことなんだよー。
今週末の休み明け、月曜日から朝練がはじまります。
つまり、「今週末の土日、2日間休めるのはこれがさいごだぞ。いいか? 存分にたのしんでおけ」という意味なんだよー。ヒェエエ~
マイペースな息子が、部活動でどんな目にあい、どんなふうに変わってゆくのか、見ものです。
高3娘が「週末は他校との練習試合に行ったり、大会に行ったりするんだよ。もちろん、部費とはべつに自腹で。しかも、自分が選手でもないのに、行くんだよ」といいました。
すると息子は「(行った先で)読書してるから」などと答えて、てんでわかっちゃいないのです。
「おいおい、先輩の応援しろよ」と、高3娘も笑っていました。
中1息子を「だいじょうぶかなー」と心配するのは、そういう人と人とのかかわり方の面です。
小学校6年間、友達のいなかった息子は、まさしくこれからなんですよね。
友達がいなければ、友達で傷つくこともないのだがー。
つまりは、これからなんだよ。
保護者としては、ハラハラいたします。
3年間、ソフトテニス部がつづいたとしら、息子の成長はいかばかりでありましょうや。
そう、期待しつつ。
ではまたー。