わが家のテレビが故障したのは、2011年の7月でした。
夏休みに入って間もないころでした。
たしか、娘は小2、息子は2歳のときです。
以来、娘は動画やDVDなどは見るものの、家でテレビは見ていません。
だって、うちにはテレビがないから。
いや、いまどき、テレビのない家庭も増えているんじゃないかと思うんですけども。
まー、いまどきの女子中学生にとって、テレビのない家庭は苦痛なのか、テレビのない家庭と知られることが苦痛なのか、いずれにせよ思春期の娘に苦痛を与えてるのかなー、ごっめーん、という気持ちをいだいている40代主婦です。
おそるおそる、たずねてみました
思春期まっしぐらの女子中学生に、40代主婦がビクビクしつつ、たずねてみたことには。
(母)「昨日、○○見たって聞かれたら、なんて答えるの?」
(娘)「見てないっていう」
(母)「じゃあ、いつもどんなテレビ見てるのって聞かれたら、なんて答えるの?」
(娘)「うち、テレビないからっていう」←ほかにどう答えろと? といわんばかりの表情で。ゴ、ゴメンネ
……まあ、そうですよね。
周囲にかくすことなく、正直に答えているみたいです。
子供たちは、ときどき録画してもらったテレビ番組を見るなどしています。
しかし、さいきんの娘は、ポケモンも見なくなり(たぶん)、自分の部屋にこもることが多くなりました。思春期思春期!
100億個、損してるよ!
あるとき。
娘はある友達に、あるドラマ(つまりその友達のイチオシのドラマ)を見ていないといったら、「100個、損してるよ!」といわれたそうです。
そして、「家にテレビがない」といったら、「100億個、損してるよ!」といわれたそうです。
って、なにを!?
またあるとき。
娘は、「家にテレビがない」といったら、友達から「テレビをいつ買うの?」とたずねられたそうです。
娘のこたえは「2020年……?」
そう、東京オリンピック!
夫とも「東京オリンピックくらいはテレビで見る?」なんて話をしたことがあるんですよね。
うーん。どうかな?
テレビの故障はチャンス!
なぜ、いままでテレビを買ってこなかったのか、といったら、子供とテレビとで不愉快な対応をくり返されたからです。
子供は、テレビがついていると、番組のスケジュールに振りまわされていました。
アニメ番組を見ているために、席を立てない子供たち。
おおきな声で呼んでも反応がわるい、呼ばれてすぐ来ない、そういう子供たちに、わたしがカチンカチン、カッチーン、ときていたからですよッ。
テレビが故障したのは、むしろチャンス!
以来、5年じゃ。
テレビはね、買おうと思えばいつでも買えるの。
でもね、テレビのない環境はつくろうと思ってもなかなかつくれないの。
そういうことですよ、と娘に伝えたいですけど、うーん、1人暮らししたらテレビ買えばいいじゃないかー。
あるいは、引っ越し祝いにテレビを買ってあげてもいいyo!
ではまたー。