わが家の子供は現在、娘が中1、息子が小2です。
娘はほぼ鉛筆を使わなくなり、息子はまだまだ鉛筆のお世話になっています。
さて、いま中1の娘が小学校の入学準備に用意した鉛筆は2Bです。
小学校から指定された鉛筆は、Bか2Bでした。
小学1年生なら、そんなものかな、と思っていました。
その後、Bの鉛筆が大幅に値下がりしているのを見て、1箱買いました。
鉛筆の場合、1箱は1ダース、12本入っています。
定価の半額以下の値段で買えたのです。
主婦的には大変ありがたいお値段でした。
ところが、娘が「これはBだから使いたくない」というのです。ウワァー
いまどき日本の子供はHBなんて使わないので捨て活
思うに、Bの鉛筆が大幅に値下がりしていた、というのも売れないからなんですよね。
みんなが2Bを買っているわけ。
Bでもいいと思うのですが、子供はもう2Bしか眼中にないわけですよ。
しぶる娘に、どうにかBの鉛筆を使ってもらいましたが、あれ以来、どんなに安くてもBの鉛筆は買っていません。
いまどきの子供は筆圧が弱いから、HBの鉛筆を使わなくなったのだそうです。
小学校ではBか2Bを使いましょう、と指導しています。
でも、実際に子供たちが使っているのは2Bです。
断然2Bなのです。
というわけで、きれいに残していたHBの鉛筆は捨て活です。
もう日本の子供たちはHBの鉛筆を使わんのじゃよ。
使わないものは差し上げる先もありません。
以前、短くなった鉛筆をまとめて捨てたときにも思いました。
使えるから、とっておく。
でも、いつ使うの? だれが使うの?
自分が使わないのに、いったいだれが使うというの?
実家でも、親類の家でも、短くなった鉛筆のたくさん入った缶や箱を見ました。
色あせた古いキャラクターの鉛筆。
噛みあとのついた鉛筆もありました。
使われることなく、しまい込まれた鉛筆の墓場のような箱。
入っていた鉛筆はHBです。
いまの子供は持ったことすらないかもしれない、HBの鉛筆。
まー、そんなふうに考えていきまして、全捨てです。
ミッフィーのペンケースごとぜんぶ捨てます。
とっておいてみたけど、やっぱり使わなかったよ。
使えるけど、使わなかった。
やっぱり、いらないものでした。
さようなら、HBの鉛筆。
ではまたー。