先週、小2息子に手裏剣づくりをたのまれました。
まとめて10数個つくらされるはめになった、もと抜け忍設定の40代主婦です。
息子になにが起こったのかわかりませんが、息子はとつじょ忍者になったのです。
いや、忍者修行中の身らしいです。
「こんなんじゃ、退学だ」といっていました。
忍者スクール的ななにか?
どこからどう始まったのかわかりませんが、息子は忍者をめざしています。
手裏剣づくりは母の役目
現在中学生の娘は、幼稚園児のときに「わたしが帰って来るまでに、手裏剣を30個つくっておいてね」といいました。
つくりましたよ、つくりました。
ほとんど内職のような作業を、もくもくとくり返した当時30代母。
いまでもなにも見ずに、40代母が折り紙で手裏剣をつくれるのは、当時の娘の有無をいわさぬ依頼のおかげさまです。
という思い出話を、息子が知っているはずもないのですが、とつぜん折り紙を持ってきて「手裏剣つくって」といい出しました。
息子も見よう見まねで作るのですが、折り方がどうにも雑でして。
ちゃんと机にひろげて、かどとかどをピシッと合わせるんだよ、とA型40代母がくり返しいうのに、O型小2息子は、空中で折り紙を折ってしまうのだなァ。
そんなこんなで、一晩のうちに10個くらい手裏剣が完成しました。
そして、その夜、わが家にまだおさない忍者が誕生したのです。
週末には、夫がめっちゃロックオンされていました。
まちぶせして手裏剣、部屋にさそい出して手裏剣。
とにかく、一方的に手裏剣の嵐が夫に降りそそぐのです。
息子は押入れのふすまに的をはりました。
「なかなか当たらないんだよ」と、忍者修行中の息子がいいます。
手裏剣を投げては拾い、拾っては投げる。
すばやく身をかわす、すばやく走る。
そんなことをくり返して終わった小2息子の週末。
いったい、息子になにが起こったのか。
だれもが忍者を目指す。
そんな時期があるのかもしれません。
ではまたー。