先日、娘のかよう中学校で授業参観がありました。
授業参観、学年保護者会、学級懇談会という流れです。
授業参観が13時30分ごろ始まって、学級懇談会まで参加すると16時30分。
約3時間のおつきあいです。ヒー
学年保護者会は、担任の先生全員からのお話があったり、今年の宿泊学習のおおまかな連絡があったり、めっちゃ眠かったんじゃーぃ。
正直、学級懇談会は帰ろうと思いかけたのですがー、結果的に参加してみてよかったです。
中学校生活1年をとおして、どうだった?
わたしは基本的にママ友のいない40代保護者です。
中学校の情報というか、いまどきの中学生の生情報がわかりません。
うちの娘、こんななんだけど、これ、いいの? へーきなの? という不安。
親にとっても、子供にとっても、ワクワクドキドキムネムネな中学校生活がはじまって、1年。
そういう保護者が「うちの子」について語ってくださった、という興味深い学級懇談会でした。
わたし、去年は諸事情で参加できなかったんですよねー。
中学校生活、それぞれいろいろある、食欲もある
学級懇談会の参加者は15人ほどでした。
クラスの約半数近くが出席していたことになります。
自己紹介と子供の所属する部活動名、家庭での子供のようす発表が懇談会のメインです。
自己紹介といっても「○○○○の母(父)です」で終わり。
自分の名前を名乗らない自己紹介です。
学校から配布された首から下げる名札にも、子供の名前が書いてあるだけ、という。
考えてみれば変ですが、保護者の立場ってそんなもの、ということかな。
部活動はやっぱり運動部に入部している生徒が多かったです。
いま思うと、男子生徒の保護者の参加が多かったので、そのせいかもしれませんが。
文化系の部活というと、吹奏楽部が複数名。
娘によると、吹奏楽部がわりと多いクラスらしい。
そして、たいていの保護者が話していたことは「よく寝る」「よく食べる」ということでした。
「中学校から帰ってきたら、すぐ横になって眠ってしまう」
「中学校から帰ってきて、おやつをしっかり食べ、なおかつ夕食もがっつり食べる」
まさしく娘とおんなじです。
運動部の保護者も文化部の保護者も、男子だろうが女子だろうが、似たようなことをおっしゃる。
安心しました。
この時期の子供の食欲は、活動以上に成長に使われているのではないか。
寝ているだけでカロリー消費。
基礎代謝の少ない40代母とは比べようもないのです。
さいきんの娘のおやつは食パン2枚くらいペロッと。
このクラスはアタリ説ふたたび
4月のはじめに、娘をふくむ女子中学生たちが、自分たちのクラスをアタリだのハズレだのいっておったわけですが。
懇談会でも、そのような言葉を聞いたのでびっくりしました。
保護者の言葉ではなく、子供がいっていた話として、です。
しかも、娘と去年おなじクラスだった某生徒の保護者です。アー
懇談会のあとで、少し話をうかがったら、担任の先生、そして生徒の全体的な印象としてアタリなのだそうです。
子供は時としてするどいー。
そして、娘と去年おなじクラスだった別の生徒の保護者も、子供の話として「先生がやさしい」という話を披露したのです。アー
つまり、去年の担任は。
娘がとくべつに感じやすかったのかなー、と思ったけど、やっぱりそれだけではなかったんだなー、というのと。ウーン
子供の思春期、大人の不安
娘がかよっている中学校って、むかし荒れた時代があった、というんです。
昭和じゃなくて、平成の御世にですよ。
ある保護者は、上の兄弟がまさにドンピシャ世代だったそうで「このままなにごともないことを望んでいます」とおっしゃってました。
ひー、えー。
だって、学級懇談会のまえの学年保護者会で、その時代を知らない校長先生が「当時はスクールサポーターとして警察に来てもらってました」って。
どんな世紀末中学校なのー。
まー、このあたりの中学校は順番に荒れているよーって話なのですが。
あとは、部活動内の問題で、今年から部活動を変えた子供の話をした保護者がいました。
「中学校に行きたくない、部活に行きたくない、どこにも行きたくない」って。
そんなこと子供にいわれたら、保護者つらいなァー。
部活動を変えたら、たのしくなったみたいで、とりあえずよかったー、という話でした。
その一方で「中学校たのしい! 部活もたのしい!」といっている子供もいるんだって。オォー
話を聞いただけで、まぶしい輝きを感じました。
そういう水を得た魚みたいな生徒もいるんだなァ。
というような、リアルな話を保護者の方々の口から直接うかがうことのできる機会として、このたびの懇談会はものすごく有益でありました。
小学校の懇談会とちがうのは、子供自身の悩みが出てくるってことかな。
中学校生活が1年過ぎたからこそ、出てくる出てくるいろいろー。
小学生のうちは親が勝手にやきもきして悩んでいる感じだけど、中学生になると子供自身が悩んでいて、親は親で悩む、という。
ややこしくなっていきますね。
ではまたー。