夫のいびきがやばかった、40代妻です。
一時期、これは無呼吸症候群ていうやつじゃないかなぁ、と思った30代。
40代を過ぎて、夫の寝顔が「これ、いいのかな? そのままにしてて、いいのかな?」というくらいに、やばかったのです。
まずね、口をこう、あんぐりと開けて寝ているのね。
完全口呼吸です。
徹底的な口呼吸よコレ、そりゃ、口が渇いて口臭も出ますわな。
気道を確保しないと寝られない夫
口を全開にして寝ている夫、いびき、口臭、愛せるか問題。
それはさておき、口全開で、首をですね、こう、あたかも気道確保ってありますね、あの状態にして、眠っていたんですよね、夫は。
気道確保って、意識を失った人への緊急時の対応と申しますか、そういうの、ですよね。
それを夫は毎晩セルフでおこなっていたわけですよ、セルフ気道確保。
わたしは、夫のいびきとそのなんともいえない寝顔が、どうにもガマンできなくてですね。
あるとき「あんな状態でしか眠れないのはおかしい、こわい」てな話を夫本人にしました。
そのときは気道確保をするための、あの首の角度だとは知らなかった40代妻です。
すると夫は、「眠るときにふつうに横になっていると、息ができない、苦しい、だから気道確保をして寝ているんだ」てなことを申すわけです。
そのときは、頭の中が「???」でいっぱいになりまして、でも、あんな無理な姿で寝ているのはおかしいし、よく眠れていないはずだし、でも、どうしたらいいのかわからない状態でした。
その後、たまたま自分の滑舌コンプレックス用に読んでいた本の中に、舌のトレーニングをすると筋力がついて、舌が喉のほうに下がらなくなる、と書いてあったのです。
こ、これだ。
半信半疑の舌トレーニング
とりあえず夫に、自分の舌、舌小帯などを見せつつ、舌のトレーニングをすすめました。
そして、ある晩、夫が先に眠っていた夜に気がつきました。
夫のいびきがないのです。
口の開きかたも半分くらいになっている!
まー、その時点では半信半疑でした。
だって、夫に舌のトレーニングの話をしてから、3日しかたってなかったんですよ、その時点で。
でもそこは、ほめていくしかない!
さっそく、夫に「いびきがなかったこと、口の開きも軽かったこと」などを話しました。
すると夫自身も「なんか、朝起きて口の乾きがちがうんだよね~」と、いい出したのです。
その後、1週間、2週間、たいていはわたしのほうがはやく寝ますから、なかなか夫のいびきを確認する機会がないのですが。
ある週末、夫の眠る部屋から寝息が聞こえていました。
これがだんだんいびきになっていくのかなぁ、と思っていました。
すると、なんということでしょう、いびきへの変化はありませんでした。
舌のトレーニング、とはいっても、夫がまじめにやってるんだかやってないんだか、わからんですし、ずっと半信半疑だったんですよね。
いまでも、もしかすると、夫がものすごく疲れた夜にはいびきをかくのではないか、と思うことがあるのですが、いまのところ、いびきなしです。
気道確保ために大口を開けて、首をグッと曲げた寝顔も見なくなりました。
調べてみたところ、いびきの原因のひとつに、舌根沈下というのがあって、これは肥満や加齢による筋力低下によって起こるそうです。
意識を失った人にも舌根沈下が起こるので、気道確保が必要なのだとか。
舌のつけ根が喉のほうに落ちこんで、気道をせまくするイメージですかね。
加齢による筋力低下、なんて一文を見ると、こんなところもそうなのね、としみじみ感じますなぁ。
夫はおもに、お風呂場で舌トレをしているそうです。
舌トレをしていると、ヨダレがたれるので、お風呂場はおすすめの場所なんですよね。
わたしは「舌トレやってる?」とはいわずに、これ見よがしに舌を出して舌トレのアピールするのでありました。
手軽にできる舌トレ、夫にもつづけてほしいと願う40代妻。
夫のいびきに関しては、半信半疑だったのですが、舌トレ効果絶大です。
ではまたー。