わが家の受験生、中3娘は以前「落ちる落ちる」といっていました。
「こんなんじゃ、○○高校おちる!」
自分でいってりゃ世話ないわぃな。
自己暗示にかかるから、やめとけ、と思っていた40代母ですが。
「だいじょうぶだよ、受かるよ」といっても、「そんな根拠もないのに、無責任なこといわないで!」と返されるし。
でもさ、ほんとうは、だれかに「だいじょうぶだよ」っていわれたいだろ?
A判定、S判定
そこで、だ。
今月、中3娘が受けたVもぎ。
これがラスト。
去年の12月にB判定が出て、ほっとした40代夫婦です。
中3娘もB判定によろこんでいました。
これが年明けの、ラストVもぎでC判定以下になっていたら、どうしよう、ヤバイ、という思いがありました。
まさかまさか。
すると、点数自体は伸びていなかったものの、A判定、S判定が出ておりまして。
中3娘おおよろこびです。
40代母も心底ほっとしました。
もうね、中3娘にばれないように封筒を開けて、確認して、内容がわるかったら見せないほうがいいんじゃないか、とすら考えていました。
国語がむずかしかった、とか、英語のリスニングで勘違いした、とか、いっていたんですよね。
中3娘はできなかったアピールするタイプで、自己採点をきびしくして、実際の点数は少し高くなるタイプ。
VもぎのS判定ってさ、Vもぎくんがダブルピースして、ウインクしているの。
しかも、「90%以上、余裕をもって合格」っていいきっちゃってるの。
だいじょうぶかよ、という自信ぶり。
合格圏内じゃなくて、合格っていいきっているんですよね。
信じて、いいんだよね? って気持ちになっています。
※「Vもぎくん」とは、わが家で勝手にそう名づけて呼んでいるだけかもしれない、顔芸で合格判定をしてくれるキャラクターのことです。
凶から、大吉へ
去年の話になりますが、中3娘はいわゆる修学旅行先の某有名なお寺のおみくじで「凶」を引いているのです。
ほんとね、受験生に対して手厳しいよね。
中3娘も人生初の凶おみくじにショックを受けたらしいです。
生まれてこのかた、中3娘は大吉を引いたことがありませんでした。
そして、受験生の身、修学旅行先の某有名寺で凶のおみくじ。
中3娘はその凶のおみくじを結ばずに(時間もなかったし、結ぶ場所もわからなかったらしい)、おみやげとともに持ち帰ってきました。
その凶のおみくじ、わたし、こっそりと自分の大吉のおみくじと交換しておいたのです。
わたし、去年のおみくじ、大吉だったからね。
中3娘の凶のおみくじを、自分の大吉と交換してお財布に入れておきました。
まー、母親って、そんな気分になったりするじゃない?
そして今年、中3娘の初詣につきそった40代母。
わたし自身は、中3娘に先んじて、前日に初詣をすませ、おみくじも引いていました。
初詣後、おみくじを引く、という中3娘に戦々恐々の40代母の心中。
中3娘がおみくじを引く瞬間、わたし、念をおくった、と思います。
そして、おみくじを開くまえ、中3娘が見せたおみくじの番号を見たわたしは、安心して「だいじょうぶだよ」といいました。
中3娘が開けたおみくじは、大吉。
それもそのはず、中3娘のおみくじの番号は、わたしの今年のおみくじとおなじ番号だったんですよね。
おなじ番号、内容もおなじ、大吉です。
おみくじ、すごいな。
ちなみに、40代夫には「大吉が出るまで引け」といわれていました。ヒー
そんなわけで、年明けそうそうの娘の大吉、凶からの大吉には、心から感謝しました。
受験生にね、凶はこまります。
近所の神社から大吉がいただけて、中3娘のテンションがあがったのはいうまでもありません。
また、去年の時点で凶が出たことで、気持ちが引きしまった時期もあったと思います。
こういうささいなことが、頭のすみにひっかかるのが受験シーズン。
いや、ほんとうに、はやく終わってくれんかな。
ではまたー。