グルテンフリーな食生活で心配していたのは、自分の便秘。

お手洗いイメージ グルテンフリー
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なんだかんだで、グルテンフリーな食生活を100日以上つづけている40代主婦です。

本を読んで、「ふーん」と思って、軽い気持ちでグルテンフリーをはじめてみたわけですが。

でも、いちばんの不安、心配は便秘でした。

高校生のときは週1、20代で初の痔がコンニチハ、出産後に痔の花開く、とおしりに負担をかけてきた人生です。

グルテンフリーで便秘が悪化するなら、中止やむなし、と思っていました。

※つまり、以下、えんえんと40代主婦のウンコ話です※

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高校時代、週に1度の排便を

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高校生のころは、まさしく週に1度の排便生活でした。

うちの実家、ボットン式だから、その大きく口を広げた便器のなかにまさしくボットンです。

ポロポロ、ボットン。

そういう排便でした。

溜めこんだものを、苦労して排出している感じでした。

排便のない期間がると、便がかたくなりますね。

まず、その栓のごときかたい便を出してから、溜まりにたまった便がドカン、みたいな。

そういう、便秘症の排便。

これまでの人生、たいていそんな排便サイクルをつづけてきました。

もちろん、たまには好調なときもあって、「お、3日連続」なんてこともあります。

でも、たいていは便秘です。

出ません。

それがわたしの排便サイクルでした。

出産後、排便がこわくてきばれない

出産後はこわくてきばれなくて、入院中はいちどの排便もできず、産婦人科の先生に「りきんでもさけないから、大丈夫」といわれたりして、薬を出していただきました。

さらに出産後の痔がどうにもならなくて、専門医にかかったら手術をすすめられたし。

だから、おしりは大事にしたいのです。

それにしても、近所の専門医は人気でしたが、即手術のその考えが相容れませんでした。

なんというか、すぐに切りたがるよね……。

そう、いくらグルテンフリーで体調がよくなって、やせたとしても、おしりにやさしくないなら、やめるつもりでした。

そのように考えるほど、便秘はわたしの人生においての不安材料となっていたのです。

ちなみに、父は切れ痔、兄はいぼ痔で手術しました。

わたしはいまのところセーフ。

おそろしくなるほど、ウンコー

そして、グルテンフリーを始めてから、1ヶ月以上たった3月のはじめのことです。

わたしはこれまでにない排便を経験しました。

わたしがグルテンフリーをはじめたのは、1月27日でした。

グルテンフリーを14日間つづけたときの成果は、お菓子が欲しくなくなったことです。

排便については、あいかわらず週に2、3回でした。

量が少なくなった、と感じたものの、グルテンフリーにしてから食べる量が減ったこともあり、それほど気にしていませんでした。

14日間のグルテンフリー、それから、本ですすめられていた乳製品断ち(ミルクフリー)も始めました。

3月には、鉄分補給のためにモラセスをとりはじめました。

そして、3月8日、わたしはかつてないウンコにみまわれたのです。

手帳に書きつけるくらいの衝撃でした。

手帳を見返すと、どうやら2月のおわりから3月のはじめまでの5日間は排便ナシでした。

一転して3月3日からは毎日排便がありました。

ただ、その便がねっとりしていた、というのです。←手帳によれば

そんな前提があって、3月8日は自分でもドン引きするくらい、ねっとりウンコがでたのです。

にゅーっと、山ほど、長いのが3回。

正直、まだ出るの?

このところ、毎日出ていたのに、なんで? こんなに?

細く、長く、ねっとり。

このねっとりは、量は減ったものの、その日1日つづきました。

ふいてもふいてもふききれない、不快な便でした。

これがずっとつづくのなら、グルテンフリーをやめたい、と思うほど、やっかいな排便でした。

そして、そのねっとりがつづいたあと、また2日排便なし、1日排便があって、5日排便がありませんでした。

その後はねっとりしなくなって、でもなんだかやわらかい状態の排便です。

たとえば数日のあいだ排便がないとしても、かたくならないのです。

ねっとりを出しきって、排便サイクルが変わったのかな。

手帳を見返すと、どうやらそのころから、人生史上初の排便絶好調がつづいているっぽいのです。

わたしの勝手な想像ですが、あのねっとりが、わたしの腸にたまっていたグルテン的ななにかで、それを数日かけて出しきったのが、あの時期だったのではないかー?

などと思っております。

グルテンフリーで細くなった?

さて。

(さらにウンコの話がつづくわけですが)

グルテンフリーをはじめてから、自分の便が細くなっていたのには気づいていました。

けれど、それは、食べる量が減ったから、それで細いのだ、と思っていました。

しかし、奇妙なことに、たとえ5日間排便がなくても、ポロポロの便や、太い便は出なくなっていたのです。

便秘にありがちな、かたい便がせんとなっていて、まず、それが抜けてから、ドーンと出ることがなくなりました。

かたくならないし、細いのです。

そして、かるい便意で、出る。

しかも、だいたい午前中、朝のうちに出る。

便秘の人にたいして、「朝の排便習慣をつけましょう。まずは、便意を感じなくても、便座にすわってみることから」なんて話がありますが、そんなもんで出るなら苦労してない便秘症の40代主婦です。

ところが、グルテンフリーを続けていたら、便座にすわって、ちょっといきんでみたら出るのです。

それまでオナラと思って無視していたのが、どうやら便意だった、と気づいてからは、さらに排便が身近になりました。

これにはおどろかされました。

わたしの人生で、これほどまでに定期的に排便がつづいている期間は記憶にありません。

不安になったのは、便の細さです。

大腸がんで便が細くなる、なんて見出しを検索で見た日にはおびえました。

でも、大腸がんの便の細さは鉛筆なみだというので、安心しました。

わたしの便はそこまで細くありません。

便が細い理由のひとつとして、腹筋がない場合があるのだそうです。

おそらく、わたしはそれ。

しろうと判断ですけど、わたしの便の細さは、腹筋のなさに起因していると思われます。

そんなわけで便の細さについて、心配するのはやめました。

さいきん水分摂取を心がけたら、なんだか太くなったし、大丈夫そうです。

悪玉菌の不安

とはいうものの、グルテンフリーと乳製品断ち(ミルクフリー)をつづけていて、腸内細菌が気になっています。

身体によさそうなヨーグルトも食べていないし、いわゆる悪玉菌だらけになっているんじゃないのか、なんて不安に思ったり。

まー、それはあるんですけど、それはおいおい改善していくことにして、乳製品以外の発酵食品でどうにかすればいいみたいです。

グルテンと乳製品と、どちらかというとわたしの身体に合っていなかったのは、乳製品だったのではないか、とうたがっています。

それは、これまでの体重に関係なく、肩から背中にかけての丸みがとれたからです。

肩がさがる感覚、これまでずっとあたりまえに肩が張っていたから、わからなかった感覚がわかるようになりました。

いま、気がついたのですが、そういえば、さいきんあまりオナラが出ません。

くさいオナラといえば、便秘症あるあるです。

そういうオナラがなくなった、ような。

わかりませんけど、ぜんぜん記憶にないくらい、さいきんオナラをしていません。

いや、さいきん感じるおならを出したいような感覚って、もう便意だから。

オナラ以前に、うんこになっているんですよね、という。

うんこ出ないから、オナラが出ていたのが、以前のわたし。

うんこ出るから、オナラが出ないのが、現在のわたし。

そういうことですかね。

そしたら、悪玉菌の心配しなくても、だいじょうぶなのか?

便秘問題がないからグルテンフリー、ミルクフリー

まー、あくまでも、わたし個人のことですけど。

食べられないわけじゃなく、自分の意志で食べていないわけですし。

必要にせまられれば、食べることもできるし。

そんなグルテンフリー、ミルクフリーの生活。

わるい点

  • うどんが食べられない。
  • ソフトクリームが食べられない。
  • とにかく、○○が食べられない、になる。

というように、食べられないものがある。

きびしく見ていくと、ほんとうに食べられないものが多い。

原材料を見て、「これって、そもそもなんなの?」と自分にはわからないモノを食べないってなると、加工品はほぼ食べられない状態です。

つまり、外食に行っても、おそるおそるブラックコーヒーを飲むだけ、みたいな。

きびしくすると、そんなことになってしまうので、あるていどは臨機応変にしております。

よい点

  • 肩と背中がスッキリした。
  • 体重が減った。
  • お菓子を食べなくても平気。
  • ほぼ毎日排便がある。

おもに、体調の変化です。

口に入れるものが身体をつくる、とはまさにことのことですなァ。

入るものが変われば、出すものも変わるのだよ。

気長にグルテンフリー、ミルクフリー

かれこれ4ヶ月のグルテンフリー生活です。

4ヶ月で、8kgほど体重が減っています。

はー。

なんだか自分でもヘンな感じなのですが。

さいしょはダイエットのつもりではなく、興味本位からはじめて、これは体重減る! と思って、つづけて。

で、じっさいに体重は減っていきます。

さいしょにきっちりグルテン抜きをすると、グルテン中毒から脱することができるので、グルテンへの渇望がなくなり、らくです。

とにかく、このひと山を超えると、らくになります。

食べものって、とりあえず口にして、責任を持って最後まで食べなくちゃいけないようなもので。

それを、さいしょから「わたしはいいよ」とことわる。

家族のまえではそれができます。

おつきあいで食べる機会がなければ、食べるものって自分でコントロールできます。

そんなわけで。

信念とかルールとか規律を守るのって、たいへんなことなのだな、と思い知りました。

意志の強さと誘惑と、いろいろ。

あと、周囲の理解もあるんじゃないかなー。

グルテンフリーやミルクフリーは自分との約束ってことになるのですが、これはときどきやぶってもいい、ゆるい約束なんですよね。

がっちがちな約束ではない。

でも、わりとまじめに守っています。

そしてたまに、家族といっしょに食べます。

「じゃあ、これはいただこうかなァ」くらいの気持ちで。

体調的によいので、たぶん、グルテンフリーとミルクフリーは気長につづけていくと思います。

便秘からの解放は、便秘症のわたしにとって、ものすごい衝撃でしたから。

ではまたー。

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