早いな。
中1息子の学年、つまり新入生向けの臨時学年集会が連休明けにおこなわれました。
連休明けに臨時学年集会をおこなうってことは、連休まえ、4月中に問題が起こっているわけですよ。
どうやら連休中に裏づけをとったりして、連休明けに新入生を招集したのですね。
この連休中、先生方は証拠がためにいそしんでいたっぽいです。
ということで、連休明けに中1息子は、中学校入学後初の臨時学年集会に参加しました。
臨時学年集会だッ
イメージ的に、臨時学年集会をするときって、なにか問題が起こったときですよね。
たいへんな……じ、事件だーッ、てノリですよね。
そう、まさしく、事件が起こったのです。
しかも、いまふうの、SNSによる誹謗中傷問題、勃発です。
ま、そんな話を、中1息子から聞きおよんだアラフィフ保護者ですが。
中1息子なんてスマホを持っていないから、まったくの部外者なんですね。
「ねえ、かあちゃん。けけ(息子自身)は、LINEに入っているの?」と中1息子は尋ねました。
のんきだな。
LINEグループに入っているどころか、君はスマホすら持っていないじゃあないかー。
中1息子は、わたしが息子の名でLINEグループに入っている(? 家族のかな?)場合もあるのか、わからなかったみたいです。
中1息子によると、あるLINEグループ内で、ある特定の人物に対する誹謗中傷がおこなわれた事実があり、それを受けて臨時学年集会がひらかれたそうです。
そして、学年集会後には、そのLINEグループに入っていた生徒はべつの場所に集められて、さらにきびしく指導されたらしいのです。
でも、中1息子はスマホを持っていないのでー。
連帯責任だッ
中1息子は、自分がその渦中にいなかったので、あきらかにほっとしていました。
問題のLINEグループは、どういうつながりから始まったのかわかりませんが、複数のクラスをまたがって構成された巨大LINEグループだったのです……。
学年の三分の一以上が入っていた、というのです。
中1息子の情報によれば、その多くは女子生徒。
だからよけいに、中1息子の耳に入った情報は少なかったのかもしれません。
特定の人物が生徒か先生かもわからず、ただ、特定の人物にたいして誹謗中傷がおこなわれた、という事実からの学年集会でした。
ま、おそらく、特定の人物とは、生徒と思われます。
そして、さらにLINEグループ参加者のみを集めての生徒指導。
生徒指導の内容はわかりませんが、中1息子がいうには「連帯責任だっていわれて、すごくしかられたみたい。『もう、LINE消す』っていってる子がいたよ」ということでした。
大人数が参加していたLINEグループのため、実際に誹謗中傷行為をおこなっていた生徒よりも、それをただ傍観していた生徒のほうが多い状況だった、と思われます。
イジメによくある構図です。
おそらく、問題が発覚したのは、連休に入る前のはず、ということは4月のうちに、もうSNSでの誹謗中傷があったということです。
中学校への入学後、2、3週間よ? 早くない?
そして、発覚後の迅速な対応。
早いなー。
展開、早いなー。
そんな話を高3娘にしたら、「わたしのときもそんなのがあった」というのです。
そうだっけ?
あったっけ?
すっかり忘れていました。
高3娘「わたしのときは、だれか、先生のコラ画像だった」
高3娘がいうには、当時のクラスLINEとはべつのLINEグループで、それなりの人数がいたらしく、そんな中で先生のコラ画像(ラクガキ?)が出まわったらしいです。
高3娘は、問題のLINEグループに入っておらず、実際にその画像を見ていませんし、記憶もあやふやです。
ただ、複数のクラスをまたがった、人数の多いLINEグループだったというのです。
クラスでも、部活でもない、目的のはっきりしないLINEグループだったようです。
なんか、今回の中1息子の言っていた、問題のLINEグループに似ているな、と思いました。
いや、これって、どこにでもある話じゃないの?
高3娘のときにも、そんなことはあって、ただ、発覚しなかっただけなんじゃないの?
高3娘が中学生のとき、先生のコラ画像は発覚したけど、生徒間の誹謗中傷は発覚しなかっただけ。
そういうことも考えられるな、と。
そう思うと、4月の時点で問題が発覚した、先生の耳にとどいたっていうのは風通しがいいってことじゃないかな、と思ったんですよね。
中1息子がポロッともらしていた、A小学校の卒業生と、B小学校の卒業生の対立みたいなのが関係あるのかどうか。
あとは、LINEグループ内の「だれがちくったか?」という話に発展して、犯人探しになって、ますます陰湿な方向へむかわなければいいですね、ということかな。
スマホ持ち率発覚だッ
そして今回、中1息子がもらしたのが「クラスで30数人中、スマホを持っているのは30人くらい……」という現実。
そっかー。
中1息子、すっかり少数派であります。
保護者説明会のときなんて、「子供にスマホを持たせている方は?」と聞かれて、保護者は6割くらいしか手をあげてなかったのにッ。
やっぱりみんな、いまどきは想像以上にスマホを持たせているなァ。
そして、わざわざ正直に手をあげる必要なんてないんだなァ。
部活の緊急連絡は電話だッ
過去記事⇒部活動の連絡方法はまさかの電話でした。
先日、中1息子の所属する部活動の緊急連絡網が電話だった! とおどろいたアラフィフ主婦ですが。
こんなことがあると、部活の連絡にLINEを使わないのももっともな感じがしてきました。
トラブル防止、ですかね。
利便性を捨ててまでも、安全性を選択するのは当然かなー。
LINEグループの人数にもよると思うのですが。
部活動のLINEグループから、誹謗中傷が起こったら学校の責任になってしまうからね、ということでしょうか。
まー、中学校は、生徒間の連絡方法としてLINEを推奨しないわけです。
そういう姿勢ですね。
高3娘の時代は、小学生のうちは子供ケータイ、中学校でスマホデビューでした。
でも、5歳ちがいの中1息子の世代は、小4くらいからスマホのLINE交換などしている同級生がおり、おどろくほど早いのです。
息子が小6のときには、フォートナイトというオンラインゲームでのトラブル(ケンカ)への注意喚起がありました。
中1息子の世代は、あったりまえにスマホ、インターネット、オンラインゲームなんですよね。
そして、中1息子のタイピングスピードは、夫をも超えました。
そういう、あったらしい世代とともに暮らしております、ふしぎ。
ではまたー。